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仙台国際日記

仙台国際日本語学校の日々をお伝えします。

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2018.08
06
すでに様々な形でお知らせいたしましたが、今年5月に当校プロデュースによる読み物、
『にほんごでよむ熊本』を刊行いたしました。でも、「何で仙台の日本語学校が?『熊
本』?」と疑問に思われる方もおいでかと思います。何を隠そう、私も(外から見れば
関係者であるにも関わらず)その一人。そこでこのプロジェクトの企画者であり、編集
作業から出版・販売活動まで、ほぼお一人で担当された遠藤和彦先生にインタビューを
行い、その経緯や今後の展望など、胸の内をお伺いしてみました。

IMG_1320.jpg
〈仙台国際日本語学校刊『にほんごでよむ熊本』〉


Q1 『にほんごでよむ熊本』の完成・出版、おめでとうございます。まず、この読み
   物について簡単に説明・紹介していただけますか。



 はい、えー、この読み物は熊本を題材にした6つの話が1セットになっています。レ
ベルもそれぞれ違っていて、初級は『熊本(熊本県の地理)』、『熊本弁』、『阿蘇』、
初中級は『太平燕』、『地震を知るQ&A くまもとVer.』、中級は『熊本城』となって
います。どれも写真やイラストが豊富で、やさしい日本語で書かれています。それに、
漢字にも全てふりがなが振られているので、日本語を勉強している人にぴったりです。
これは、2012年に出した『にほんごでよむ仙台・宮城vol.1・vol.2』をベースにしてい
ます。

IMG_1315.jpg
〈中級「熊本城」より。どの話も総ルビで写真やイラストが豊富です〉


Q2 どうして熊本についての読みものを作ろうと思ったんですか。


 2016年4月に熊本地震が起きました。あのとき、テレビや新聞で被災地の様子を見て、
やはり東日本大震災のことを思い出しました。そして、今、自分たちに何ができるか考
えた結果、このような形で地震の記録を残し、地域の魅力を国内外に伝えることが、震
災復興につながるのではないかと思い、作り始めました。それに、もともと『にほんご
でよむ仙台・宮城』を作成したノウハウは、他の地域でも応用できるのではないかと考
えていたんです。


Q3 制作中、特に苦労されたことは何ですか。


 そうですねえ。やはり、仙台と熊本との物理的な距離が問題になりました。まず、熊
本に縁のある方を探すのは難しく、つてをたどって、ようやく見つかりました。また、
全てメールのやり取りで作成していたのですが、どうしても地元の人に内容を確認した
り、直接動いてもらわなければいけないこともありました。それで、執筆者の一人であ
る熊本大学の吉里先生に現地のリーダーになってもらい、原稿の内容についての相談や
くまモンの利用許諾の手続きなど大変お世話になりました。


Q4 どんな人に読んでもらいたいですか。


 いちばんは熊本県に住んでいる日本語学習者の方に読んでほしいです。「地元のこと
を知ってほしい」という思いがあります。ただ、県外の方にも読んでもらいたいです。
『にほんごでよむ仙台・宮城』も県外の方から、「(読んだら)仙台に行ってみたくな
った」という声を多く聞きました。この本をきっかけに観光で熊本を訪れてくれたりし
たら、非常にうれしいです。それから、簡単に読めるので、小学生低学年ぐらいのお子
さんにも向いていると思います。


IMG_1057.jpg
〈当校の多読授業で。学生たちからも好評です〉


Q5 どうやって購入できますか。
 

 これは本当に申し訳ないんですが、店頭で購入できるのは、仙台丸善アエル店さんと
東京の凡人社さんだけなんです。ただ、通信販売をしておりますので、当校にメールか
Fax(sjls@jc-21.jp、022-224-6517)で、書名、冊数、送り先、ご連絡先を書いてお
送りいただければ、料金後納(郵便局の払込票同封)でお送りいたします。送料は無料
です。それから、少々時間はかかりますが、お近くの書店で注文することもできます。
店員さんに当校の電話番号(022-224-6509)をお伝えください。担当は遠藤です。


Q6 「にほんごでよむ」シリーズは、第1作目の『仙台・宮城Vol.1』、第2作目の
   『仙台・宮城Vol.2』に続き、今回の『熊本』が第3作目となりましたね。今後
   の展開については、現時点でどうお考えですか。



 ノープランです。ただ、秋田や長崎など全国いろいろな地域の日本語教師の方から、
こういうものを作りたいので協力してもらえないかという話はあります。私も基本的に
は、「地元のものは地元の人で作る」というのが一番いいと思います。熊本の吉里先生
も「今度は自分たちの手で第2弾を作りたい!」と張り切っています。
 あえて言うなら、今度は海外のどこかを題材に作ってみたいなあと思ったりします。


Q7 最後に何か一言、お願いします。


 今回、取材のために熊本に行き、こうして本を完成させるまでの過程で、本当に心か
ら熊本のことが好きになりました。これは執筆者の先生や協力していただいた熊本県民
の皆さんのおかげにほかなりません。やはり地方にはその地方の語るべき何かが必ずあ
るはずで、それは地元の人が言葉にして行かなければならないと痛感しました。日本語
教育を通じて地元のことを学習者に伝えていく。それが、地方で生きる日本語教師のわ
たしたちにとっての使命であり、誇りなのだと思います。


(セ)


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2018.07
11
Facebookでは既にその写真を公開しましたが、6月19日(火)は校外研修でした。
今回は山形方面へ、約160名の学生と一緒に大型バス3台で行ってきました。
この研修旅行の後には学生たちに感想文を書いてもらうことが恒例となっており、
今回も各クラス、「作文」の授業で、あるいは宿題として書いてもらいました。
その中から、特に素晴らしい出来だった、1クラスのJュさん(韓国)の感想文に
当日の写真(未公開含む)を挿み、楽しかった思い出を振り返ってみようと思います。


バス旅行に参加して

 去る6月19日学校行事のバス旅行は山形県の山寺仲野観光果樹園ニッカウイ
(ヰ)スキー仙台工場見学
の内容である。


①
〈学校前、バスの車内〉

 朝8時45分学校の門の前に集合し、バス3台に分かれて乗り、目的地の山形に向う。
昨夜山寺とはどんなところかなと思いつつ、パソコンで調べてみた。高い山、あるいは
岩の上に建っている建物の写真を見て期待感に胸がどきどきしていた。予定の時間よ
り少し早く着いた。山寺の入口はこれから登る石段が見え、左右には大きな木々が緑
の葉をたくさんつけていた。調べていた石段は1,015段であるので確認しようと思って
1、2、3段と数えながら登り始めた。30段ぐらいまで数えていたと思ったが、友達と
会話をしながら登っていき、ふと気がついたら数えるのを忘れてしまった。


②
〈山寺①〉

 上に登るにつれ、少し暑いかなと思っていたが、高い木々の間から太陽の光が差し
込み、また多くの日陰を作り、意外と涼しさを感じた。「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」
と彫り込んでいる有名な松尾芭蕉の時碑に出会うことが出来た。その隣に芭蕉と共に
旅をした門人の曽良と言う人の像もあった。
 登る途中で展望台みたいな岩のお堂から眺める景色は小さく見える家並と緑が大き
く広がり、とても爽やかな感じをうけ、ああ~ここまできてよかったなあと思った。
思い出になる立石寺を背景に遠藤先生とクラスの仲間と一緒に写真に納まった。


P1010407.jpg
〈山寺②〉

 最初は石段の数が多いので大変ではないかなと思っていたが、意外と楽に登り降り
することが出来てよかったと思った。昼食は山寺の近くのある食堂で食べ、次の目的地
に向う。約30分ぐらい走りさくらんぼ狩りをするために仲野観光果樹園に到着した。


③
〈昼食〉

 ビニールハウス農園の中に入る前に担当者から色々な注意事項を聞いてから中に入
り、美味しいさくらんぼを取って食べ始めた。木の周りにハシゴがあったので上に昇り、
数個取って食べてみたら下のさくらんぼより太陽の光を浴びているせいか少し甘く感じ
られた。久しぶりに食べたさくらんぼの味を思い出しながらバスに乗り、さくらんぼの販
売所に寄って次の見学コースに向った。


⑤
〈さくらんぼ狩り〉

 最終のコースはニッカウイ(ヰ)スキー仙台工場である。広い敷地の中にやや大きな池
に青い空を映し、赤れんがの建物が美しく見えた。案内員の説明を聞き、ウイスキーの
出来る過程を見学しながら工場を巡りまわった。最後に各種ウイスキーの販売所に案内
され、ウイスキーとワインを試飲することが出来た。その中で私はアップルワインを試飲
し、甘い香と優しい味に美味しいなと思った。


④
〈ウヰスキー工場〉

 今回の旅行は隣の山形県の観光名所と香り豊かなワインの味が忘れられない研修旅
行であった。-終ー


IMG_1008.jpg
〈集合写真〉

いかがでしたでしょうか。当日の様子がおわかりいただけましたでしょうか。
また、Jュさんの文章については、どう感じられましたでしょうか。
はっきり申し上げて、私たちが教えたこと、教えられることを越えています。
日本語を母語とし、それを教える立場にある私たちもここまでの文章が書けるかどうか…。
当校では、ひらがな・カタカナ、あいさつ等を勉強中の学生から、Jュさんのような学生まで、
日本語能力だけに焦点を合わせてみても、本当に様々な学生たちが学んでいるのです。
私たちからすると、それが大変さでもあり、面白さでもあります。

話が逸れましたが、今回の研修旅行にお力添えくださいました皆様、ありがとうございました。
年に2回の校外研修、次回は11月頃を予定しております。


(セ)


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2018.06
28
「この一冊を紐解けば、プロ野球のすべてがわかる。
そんな究極の野球辞典『球辞苑』の編集作業が今、急ピッチで進められている」

とは、NHKのBS1で放送中の「球辞苑」という番組の冒頭の決まり文句。
番組名は『広辞苑』を捩(もじ)ったもので、毎回野球に関するキーワードを一つ取り上げ、
それを多角的に掘り下げ辞典のようにまとめる、野球好きによる野球好きのための番組です。
テーマとなるのはニッチな用語が多く、それ故この番組以外では決して得ることができない
知見に満ちているということで(多分)、現役の選手やコーチなどにもファンが多いのだとか。

元球児の私もこの番組が好きで毎回欠かさず観ているのですが、ある時、閃いたのです!
「この手法は日本語教育(当校の定期勉強会)にも応用できるのではないか!?」

ということで学期の切れ目、教師陣が一堂に会するスタッフ・ミーティング内の勉強会で、
やってみましたその名も、ダダン!「第1回『教辞苑』編集会議」!!拍手!!!

盛大な拍手、ありがとうございました。
さて、『教辞苑』とはいかなるものか。
それは先ほどご紹介した「球辞苑」冒頭の文句を使ってご説明しましょう。
「この1冊を紐解けば、日本語教育のすべてがわかる。そんな究極の教育辞典」
かなり大袈裟ですが、これぐらいの心意気が(個人的には)あるのです。
でも現実的には、「指導書や研究論文やセミナーなんかでも扱われないテーマを毎回取り上げ、
当校の教師陣の経験や工夫や知識を活字にしてまとめ共有しよう」と、このぐらいですかね。

第1回目のテーマとしては、ほぼ独断で「授業開始5分」と「当て方」を選びました。
他の先生方がどうされているのか、これまで話し合ったことがなく気になっていたからです。
上述の「球辞苑」→「教辞苑」の説明の後、「編集会議」に移りました。
流れは、以下の通りです。

IMG_1042.jpg
〈編集会議中〉

 ①全体を小グループに分ける。
 ②グループでテーマ1(この日は「授業開始5分」)について話し合い、まとめる…20分
 ③グループでテーマ2(「当て方」)について話し合い、まとめる…20分
 ④グループの代表者が全体に向けて、成果を発表する…15分(各グループ5分)

IMG_1051.jpg
〈各グループの代表者による発表〉

私は会議にはあまり深入りせず、時間の管理と写真撮影をしながら全体を眺めていたのですが、
さすがは経験豊富な先生方、様々な意見が飛び交い、また、そのまとめ方も見事なものでした。
あくまで推測ですが、この会だけでもそれぞれに多くの学びを得られたのではないかと思います。
ただ、これは鼻から「教辞苑」という辞典を作るということを最終目的にして開催した会議です。

IMG_1054.jpg

ということで、後日、約半日かけて内容をこのように辞典風にまとめ上げ、ファイリングしました。
この当校教師陣の英知の結晶は、現在職員室内の特等席に革の表紙を纏い鎮座しております。
何だかこれだけでつい満足してしまうのですが、制作の最大のねらいは授業に活かす、ということ。
このことを忘れないようにして今後も編集会議を重ね、頁を増やしていきたいと考えています。

あっ、出版関係の方、もしご興味をお持ちいただけましたなら、当校までご連絡ください。
色々と前向きに検討いたしますので(笑)


(セ)


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2018.06
15
来る7月1日(日)、今年1回目の日本語能力試験が行われます。

日本語学習者の日本語能力をはかる試験は多々ありますが、この日本語能力試験が
最も信用性が高いというのか、権威があるというのか、とにかく重要視されている試験です。

当校ではこのブログやFacebookなどでお伝えしている通り、この試験のためだけではなく、
多角的に学生たちの日本語能力向上をはかり、また日本の文化などにも親しんでもらおうと、
授業内外で様々な取り組みを行っていますが、やはり重要であることに変わりはありません。

カリキュラムもこれを1つの軸として構成しており、何より学生がこの試験に合格することを
学習の大きな目標の一つとして掲げており、それゆえ対策授業の実施を希望しています。

とは言え、例年第1回目の試験前のこの時期は、それよりもまず地力を伸ばすことを優先し、
どちらかといえば12月の2回目の試験に、私たち教師も学生も焦点を合わせているのですが、
午前クラス(中級以上)では1回目の試験の受験者も少なくないため、この日模擬試験を行いました。

IMG_0839.jpg
(試験中、後ろからこっそりと)

通常のクラスの枠を取り払い、学生が希望するN1~N3までの3つのレベルに分かれて実施。
終了後はすぐに点数を計算し、翌週学生たちひとりひとりに点数と合否の判定を知らせました。

昨年の7月の本試験ではN2に2人が、N3に11人が合格、今年は果たして!?
(こんな具合に書くと何だか進学予備校みたいで個人的にはいい気がしません…)
とにかく、私たちは一人でも多くの学生が合格することを心から願っています。
受験生!がんばれ!(あ、やっぱり予備校みたいだ!)


(セ)


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2018.05
29
「大」をテーマに、今年の3月に開催した校内日本語弁論大会。
前半の部についてはすでにまとめましたので、ここからは後半の部に移ります。
4人の学生のスピーチを、当日の発表順にご紹介していきますね。



⑤「大安」
REGMI BIMAL(4クラス ネパール 2016年10月入学)

タイトルの「大安」は「結婚式は大安の日がいい」のように使われる六曜の一つ。
この言葉と関連付けて、いわゆる迷信や占いに対する自国の人々の考え方、
また自身の捉え方を、見聞きしたエピソードを交えて話してくれました。
ビマルさんは、サプライズ招集ならぬサプライズ選出だったので、若干準備不足であり、
日本語の面でも力不足感は否めませんが、面白い切り口のスピーチでした。



「日本へ来て大変だったこと」
THAPA BIMALA(5クラス ネパール 2016年10月入学)

クラス予選の段階でも、「大変」という言葉を使って自身の苦労話や失敗談を、
弁論と言うよりは単なる思い出話として回想的に語った学生が少なくなかったのですが、
ビマラさんのスピーチはそれだけでは終わらずに、それを手がかりにして
彼女なりの考察が加えられており、立派な「弁論」として成立していると思います。
来日直後に感じた母国と日本の相違点だけでなく、違うことを期待して来たのに、
そんなに大差がなかった、という、がっかりした共通点にも触れられています。



「日本語がどのぐらいわかりますか…」
ISLAM ARIFUL(1クラス バングラデシュ 2016年4月入学)

彼のスピーチは「外国人と関係がある日本人」に向けられたものです。
「関係がある」といっても、そういう職に就いているとか、国際結婚をしたとかいった意味ではなく、
外国人と話したことがある、とか、その可能性がある、といったもっと軽い意味でのことなので、
ほとんどすべての日本人が対象になるかと思います。

タイトルだけ見れば、テーマである「大」とはどう関連があるんだと思われるでしょう。
ここではその答えを伏せておきますが、これはきちんと結びつくのであります。
前校長先生も絶賛したイスラムさんのスピーチ、必見です。



「大人になりました」
TRAN THI LAN(1クラス ベトナム 2017年4月入学)

「なりました」というだけあり、落ち着いた話しぶりで最後を飾ってくれたのはランさん。
日本へ来て、よくも悪くも様々なことを経験し、そのおかげで成長することができた、
と簡単にまとめるとなるのですが、そういう捉え方ができる彼女は強いなぁと感じます。
まだ20代前半なのに、三十路街道を歩き始めた私なんかより、よっぽど大人です。
トリに相応しい、とてもいいスピーチでした。

前半の部と合わせ、これで全8人の学生のスピーチが終了。
審査員の先生方が別室で審査をする間、会場では3組による余興が行われました。

タイトルなしのコラージュ (2)

写真左上
当時2クラスだった中国のZンさんと、S藤先生と、二人のクラリネットのお師匠さんとの演奏。
曲目は忘れてしまいましたが、Zンさん、何と発表曲の編曲も手掛けたんだとか。何者?

写真右上
3クラス、ベトナムのBットさんがレミオロメンの「3月9日」を歌ってくれました。
結婚式や卒業式でよく歌われるようですが、当日が「3月9日」だったため、選曲したそうです。
何とも気持ちよさそうでした。

写真左下
当時10クラス、インドネシアのFィルダさんによるダンスの披露。
かなりインパクトのあるファッションで登場したのですが、踊りそのものは控えめでした。

写真右下
余興を鑑賞中の客席。
スピーチを聴いているときとは、また違う意味でいい雰囲気でした。

1_2018052916121270f.jpg

余興終了後、表彰式。
最優秀賞は前半の部にでご紹介したサントスさん(ネパール)、おめでとうございます!
賞は、最優秀賞のほかに優秀賞、校長賞、特別賞、奨励賞と全部で5種類あり、
発表者にはもれなく何れかの賞を贈るのですが、長くなるので(本当は記憶が曖昧なので)、
最優秀賞以外の受賞者の発表は割愛させていただきます、悪しからず。

最後に会の締めくくりとして、当時の校長S々木先生が一言いただきました。
その中で、私が最も印象的だった言葉を、ここに書き記しておきたいと思います。
「この会が、これからもずっと、ずっと、続いていきますように」

来年はどんな会になるのでしょう。今から楽しみです。
(※この日の写真はこちらから)


(セ)


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2018.05
29
当校では毎年度末に、学習段階が中級以上の学生たちに対してスピーチの授業を行っています。
そのわけは、スピーチが様々な言語の技能を必要とする、「学習の総まとめ」であるからです。

また、学習の成果である日本語に乗せた、一人一人の想いを、学外の方々にも知っていただこうと、
クラス予選を勝ち抜いた精鋭たちによる校内弁論大会を、一般公開という形で開催しています。
今年は以前お知らせした通り3月9日に開催し、例年以上の大変な盛り上がりを見せました。

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〈当日の会場の様子。200人を超える観客〉

この晴れの日を迎えるまで、弁士の学生はもちろん、我々教職員も努力の上にも努力をし、
準備の上に準備を重ねて参りましたので、この成果を最大限多くの方々にお届けしたい!
ということで、当日の動画をYouTubeで公開、それを今回まとめましたので是非ともご覧ください!

おっと言い忘れていましたが、当校の弁論大会は、例年漢字1字をそのテーマにしています。
今年のテーマは「大」、タイトルや内容にその意が様々な形で取り入れられています。
では、3月9日の大会当日の発表順にご紹介していきます。



①「大変なこと」
 MAHARJAN PRAJAN(2クラス ネパール 2016年10月入学)

トップバッターはネパールのプラジャンさん。
普段は大人しい性格なのですが、実はかなりの目立ちたがり屋。
動画をご覧いただくまでもなく、その表情から嬉しさが伝わってくるかと思います。
来日初日の東京での大変だった出来事を、懐かしそうに遠くを見る目で語っています。
開始から約3分は長い前置き、本論はその後の約3分です。



②「『大丈夫』-安心することができるポジティブな言葉-」
 TRAN NGOC THU HIEN(1クラス ベトナム 2016年10月入学)

ヒェンさんは今回発表した学生の中で唯一、画像を用いてスピーチを行いました。
実は昨年も本選で発表しているヒェンさん、2回目の今年は余裕綽々かと思いきや、
かなり緊張しており、話の中で最も大事なところを言い間違えてしまったのです!
それは動画0:46あたりの「一番好きな言葉は『大好き』です」という一文。
正しくは、タイトルにもあるように「一番好きな言葉は『大丈夫』です」
本番は一発勝負で動画は修正できないため、この場を借りて、
また本人に代わって指導した私が訂正いたします。



③「大切なことば」
 BADAL SANTOSH(3クラス ネパール 2016年10月入学)

その話しぶりから、どこかの国の統治者のような雰囲気を醸し出すサントスさん。
熱が入り過ぎ、持ち時間の2倍を超える長尺でしたが不思議と「長いな」とは感じません。
「ア・サントス」、「ラーメンのような漢字」などユーモアを散りばめながらも本線を逸せず、
聴衆に問いかけ、訴えかけるような話術がそうさせるのかもしれません。
時間超過の減点を補って余りある、素晴らしいスピーチでした。



④「大きい目標」
 KAEWJING JIDAPA(3クラス タイ 2018年1月入学)

前半最後の弁士はジダパーさん(通称はプレウさん、タイの人はニックネームがあります)。
当時は入学してわずか2カ月ほどでしたが、来日前から磨きをかけた日本語で、
タイの日系企業で通訳として働いていた時の経験を交え、話してくれました。
さて、そんな彼女の「大きい目標」とは?衣装にもご注目ください。

ここまでで8人中4人の発表が終了。
後半の模様は、また改めてまとめ、ご紹介いたします。
乞うご期待!


(セ)


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2018.05
01
制作期間   1年(構想期間を含む)

出  演   2017年度1クラスの学生たち、前K長先生、E藤先生

脚  本   E藤先生

監  督   E藤先生

撮  影   E藤先生

編  集   E藤先生

当校のYouTubeチャンネルの通算99本目となる動画、創作ドラマ『春が来るまで』を公開しました。



これは昨年度末に、当時の1クラスのiタイムを使って制作した、当校オリジナルのドラマです。
出演する学生たちは当然ながら皆外国籍ですが、全編を通して日本語で演じています。

あらすじは…

 卒業式の前日、日本語学校のあるクラスでは、明日の卒業式について盛り上がっている。
 時は流れ、その5年後。同窓会でクラスメートたちが集まるが、日本経済は不景気のどん底。
 就職活動に絶望したSをなんとかみんなで救おうと…。

という、何だか暗い内容ですが、鑑賞後は明るい気持ちになれることをお約束いたします。
聞き取りにくい発音もあるかもしれませんが、そこが「味」であると捉えていただけると幸い。
「いやいや、全然わからない」という方は↓の写真の赤丸で囲った「字幕」をクリックしてご覧ください。

無題

以前の記事で演劇やドラマ作りの「ねらい」や「効果」について述べ…いや、はぐらかしましたが、
制作中、また完成後の学生たちの様子を見ていると、日本語能力を向上させる以外の何かがある
と感じずにはいられませんでした。

国籍や年齢など、ほとんどのことがバラバラなのに、クラスが一つになる、というのでしょうか、
進路もバラバラなのに、本当にいつか同窓会が行われるのではないかという気配さえありました。

E藤先生と学生たちの汗と涙と、その他諸々の結晶、是非ご覧になってみてください。

(※サングラスをかけ、その筋の人の役を演じている学生は、そういった方々とは真逆の性格、
  被り物&俗にいうオネエ言葉の学生は、そういった気はないことを、最後に申し添えておきます)


(セ)


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2018.04
05
当校では、日本語多読のための図書室があり、現在、約1000冊ほどの本が置いてあります。
また、学生が楽しく本を読めるように、図書室の雰囲気作りも大切にしています。

カフェのように机を島にしたり、

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毎月新刊を入れたり、

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学生が本を選びやすいように、レベル別に本を置いたり、

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といろいろな工夫をしてきました。
そして昨年の4月から新たに、月に1回テーマが変わる特設コーナーを設けました。
普段は読まないような本も手に取って読む学生が増えてきたように感じます。

2017年6月
夏を先取り!ということで、テーマは「海」です。
特に、ネパールのような海がない国から来た学生たちには好評でした。

海の本

2017年10月
「宮城を知ろう!」ということで、宮城・仙台に関係のある本を集めてみました。
当校では年に2回バス旅行をしており、昨年度は11月に松島・仙台港へ行きました。
その予習に、このコーナーの本を読んでいた学生も多かったです。

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2017年11月
日本人の生き方や考え方を知ってもらいたいと、「日本の有名な人」の本を集めました。

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2018年2月
この冬特に寒かった2月は、「冬」をテーマにしました。
雪がほとんど降らない国から来た学生たちには、冬や雪について知ってもらういい機会となりました。

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今後も毎月、当校のFacebookに写真をアップロードする予定ですので、ぜひご覧ください!


(A)


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2018.03
27
3月で卒業する学生への授業が終わり、何だか少し静かになった校内。
私たちとしては、ほっと一息つきたいところですが、そうも言ってはいられません。
来期も勉強を続ける学生たちへの授業が、春休みまでのもう2週間ほど残っているからです。

この時期の午前クラス(中級以降)は、①外部試験や進学等の大きな目標もまだ遠く、
②4月になればクラスが改変されることから、次年度までのつなぎの期間と位置づけ、
通常のカリキュラムからは少し離れたユニークな授業を毎年行っています。
今年も例にもれず、ちょっと面白いことをやってみたのでご紹介します。

その名も「『この学校をもっといい学校にするためのアイディア』を考えよう!」
言わずもがな、その主体は教職員ではなく学生たちです。
どんなアイディアが出てくるか、期待半分不安(というより恐怖?)半分でしたが、やってみました。
(今回の活動はこちらの本の内容を参考にしています)

まずは一人一人に付箋の束を配布し、一枚に一つ「アイディア」を自由に書いてもらいました。
「お金の話はだめ!」とか「〇〇先生については書かないで!」等の制限を設けないことが大切。
むしろ突飛な例(とても書けませんが)を出して、学生たちの思考の枠組みを拡げてあげるようにしました。
また、「ほかの先生たちにも必ず見せます!」と私が宣言したことで、俄然やる気が沸いたようです。
10分ほどでしたが、30個近いアイディアを書き込めた人もいました。

1

次に、それぞれが自分の付箋を持ち寄って小グループ(3~4人)を作るように指示。
今回はグループ作りも学生たちに任せましたが、教師が決めてしまってもいいでしょう。

そしてグループ内でアイディアを共有させ、「授業」「イベント」といった具合に分類させます。
この分類項目も、こちらから指定はせず、学生たちに考えさせました。
うまく分類できないものも「他に」としてまとめているグループもあり、感心しました。

2

まとめ終わったら、今度はこれを発表する準備です。
付箋のままでは見えないので、ホワイトボードにマーカーでまとめ直してもらいました。
ちなみに、ここまでの一連の流れは「KJ法」と呼ばれるものだそうです。

3

そして、グループごとにクラス全体に向けて発表、その後質疑応答の時間をとりました。
いい写真がなかったので伝わらないかもしれませんが、かなり盛り上がりました。
きっと普段言いたくても言えないことが、色々とあるのでしょう。少し反省。

タイトルなしのコラージュ

そんなこんなで、全4グループから出てきた「アイディア」は上の写真の通り。
玉石混交、いや石にも満たないものもありますが、包み隠さずお見せしますね。
(クリック/タップすれば拡大されると思います)

こうしてまとめてみると、これで一つの活動として完結してもいいように思えてきます。
でも実は、これは同テーマの作文を書いてもらうための準備として行った活動だったんです。
この2日後に作文を書いてもらったのですが、いつも以上によく書けていました。本当に。
作文(と上のホワイトボードの写真)は約束通り、他の先生方にもちゃんと見てもらいました。
そして今回の活動が、実際に次年度の授業内容の見直しや、新しいイベントの企画につながりもしました。
また、「学生たちが知らないだけで実際はすでに実施・改善されていること」を説明する機会にもなりました。
(上の例としては「方言の授業」や「日本人の学生との交流」、「電灯のLED化」などがあたります)

学生の声がヒントとなって、本当に「もっといい学校」になっていきそうな予感がしています。
これからも、一年に一回ぐらいは学校運営の「定期点検」としてやっていきたいなと思いました。


(セ)


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2018.03
09
3月26日(月)~28日(水)の3日間、「小・中学生のための春休み日本語教室」を開きます。
当校の現役の日本語教師が、子どもたちの日本語学習や学校の宿題などのサポートをする教室です。
一昨年の3月からこのような活動を開始し、今回が7回目の開催となります。
これまでの活動については下のリンクからご覧いただけます。

  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2016.3)
  ・小・中学生のための秋の夕方日本語教室(2016.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2016.12)
  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2017.3)
  ・小・中学生のための秋休み日本語教室(2017.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2017.12)

A

〈前回の「冬休み教室」の写真〉

今回の「春休み教室」についての詳細は、下のチラシ(拡大できます)をご覧ください。

無題
〈チラシ表〉

無題2
〈チラシ裏〉

ご興味のある方、またご質問等も下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

TEL:(022)224-6509 
FAX:(022)224-6517 
Email:t.seto@sjls.jp
担当:瀬戸(せと)


(セ)


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2018.03
07
今年度の日本語弁論大会が、いよいよ今週の金曜日(9日)に開催されます。
当校の弁論大会では毎年漢字一字をそのテーマにしているのですが、今年は「大」です。
「大切」、「大変」、「大丈夫」、「大人」などをキーワードにして、経験や想いを熱く語ります。
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(※上の写真は昨年度のものです)

先日各クラスで予選を行い、それを勝ち抜いた以下の8名が当日の弁士に決まりました。

 ・ISLAM ARIFUL(イスラム・アリフル) 男 バングラデシュ 1クラス
 ・TRAN NGOC THU HIEN (チャン・ゴック・トゥ・ヒエン) 女 ベトナム 1クラス
 ・TRAN THI LAN(チャン・ティ・ラン) 女 ベトナム 1クラス
 ・MAHARJAN PRAJAN(マハラジャン・プラジャン) 男 ネパール 2クラス 
 ・BADAL SANTOSH(バダル・サントス) 男 ネパール 3クラス
 ・KAEWJING JIDAPA(ケーオジン・ジダパー) 女 タイ 3クラス
 ・REGMI BIMAL(レグミ・ビマル) 男 ネパール 4クラス
 ・THAPA BIMALA(ターパ・ビマラ) 女 ネパール 5クラス
 (※発表順ではありません)

時間は10:00~12:30(予定)、もちろん入場無料です。
スピーチの他、途中、各国の歌やダンスなどの余興もあります。
学生のご家族、ご友人、お知り合いはもちろん、一般の方のご来場も大歓迎です。
学生たちの日本語学習の総まとめ、また多様な価値観に触れる機会にもなるかと思います。
ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと、学校関係者一同考えております。

会場へのアクセスは↓から
http://www.sjls.ac.jp/jpn/access/access.html
(※お車でのご来場はご遠慮ください)


(セ)


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2018.01
23
当校ではここ数年、日本語教育の一環として「演劇」「ドラマ作り」を行っています。
様々なねらいがあってのことですが、具体的なことは専門書や論文に任せることとして、
今回は過去の作品をご紹介していきますので、その効果を皆様も推し量りながらご覧ください。



まずこちらは、今から3年前の学生が約2時間という短時間で作った「同窓会」のドラマです。
卒業後はバラバラの道に進み、交流はSNSだけになってしまうことが多い日本語学校の同級生。
いつか本当にこのクラスの学生たちが同窓会を開いたらいいなぁという願望も込め、このテーマにしました。
設定(動画を再生すると表示されます)と最初の台詞だけを与え、その後の展開は学生たちが考えました。



こちらも上と同じクラスの学生たちが同じ設定で作ったものですが、別グループによるもの。
ドラマ作りを始めて間もない頃の作品のため、今思えば未熟な点が多々見受けられますが、
即興にしてはなかなかの出来だと思っています。ぜひ一度ご覧になってみてください。



サムネイルにインパクトがあるこちらの動画のタイトルは「日本語ペラペラ」
E藤先生が2年前の学生たちに合わせて配役、脚本を書いたドラマです。
撮影にも時間をかけ、衣装や小道具にもこだわって作り上げました。
動画にもルビを付けてあるので、上の動画よりは各段にわかりやすくなっているはず。
面白いのはもちろんのこと、結構深いストーリー。
一見の価値ありです。

ここからは昨年度の作品を。
何と昨年度は年度末に「ドラマクラス」を立ち上げ、その中で3つの作品を制作しました。
脚本はいずれもE藤先生によるものですが、学生たちに撮影・編集等で力を借りました。



まずこちらの「犯人はだれ?」は、なくなった財布をめぐるミステリー。
鍵を握るのは、ドラマ後半に掃除のおばさん役で登場するあの先生です。
卒業生をはじめ、当校関係者なら思わず噴き出してしまうことでしょう。
飲食しながらの視聴はご注意ください。



次は、アルバイト先の従業員控室が舞台の「残業」
他の2作品とは異なり「場」が変わらないのが特徴的です。
個人的には、この年に制作された3作の中で一番好きな作品かもしれません。
理由は演者一人一人の実際のキャラクターと役柄とが妙にハマっているから、
それに、ちょっとラブストーリーの匂いが漂うからでしょうか。
ちなみに作中の「仙台イノベーション」とは架空の日本語学校の名前です。



最後にご紹介する「面接」は、2018年1月現在、Youtubeでの再生回数が1万7000回超。
これは当校が公開している動画の中では断トツの数値です。
他の作品より完成度が極めて高い、というわけでもないと思うのですが…。
その理由を探るべく、Youtubeでこの動画に向けられたコメントを並べてみましょう。

「面白い(笑)」、「Wkwkwkwkwk」、「うけますw」、「面白かった」、「ごちそうしろ!ww」、
「日本に来た外国人にありがちなミスを取り上げていたり、コメディ要素もあって面白いです」…

どうやら「面白い」というのが最大の理由のようです。
皆様も再生ボタンを押して、このコメントの真偽のほどをご確認ください。

さて、計6作品を紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。
えっ?この何とも言えない空気感にハマりそう?そんな貴方に朗報です!
何と、今年度も1クラスの学生たちとE藤先生が新作を制作中!タイトルは「春が来るまで」
早くお見せしたいのですが、編集作業もあることから、年度内の公開は難しそうです。
その名の通り、「春が来るまで」お待ちください。


(セ)


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2017.12
14
12月25日(月)~27日(水)の3日間、「小・中学生のための冬休み日本語教室」を開きます。
これは当校の教師が、子どもたちの日本語学習や学校の宿題などのサポートをする教室です。
当校では昨年の3月からこのような活動を開始し、今回が6回目の開催となります。
これまでの活動については下のリンクからご覧いただけます。

  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2016.3)
  ・小・中学生のための秋の夕方日本語教室(2016.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2016.12)
  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2017.3)
  ・小・中学生のための秋休み日本語教室(2017.10)

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〈前回の「秋休み教室」の写真〉

今回の「冬休み教室」についての詳細は、下のチラシ(拡大できます)をご覧ください。
冬休み
〈チラシ表〉
冬休み2
〈チラシ裏〉

すでにたくさんのお申込みをいただいておりますが、定員の10名まで若干の余裕がございます。
ご興味のある方、またご質問等も下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

TEL:(022)224-6509 
FAX:(022)224-6517 
Email:t.seto@sjls.jp
担当:瀬戸(せと)



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2017.09
15
「日本人と一緒に写真を撮ってください」
学習段階が中級以上のクラスでは、これが今年の夏休みの宿題でした。
もう少し詳しく説明しますと、以下の3点をその際の条件・注意事項としました。

 ①日本人3人と写真を撮ること。その際はそれぞれの人と別々に、都合3枚撮影すること
 ②日本人であればどんな人と一緒に撮ってもいいが、この学校の教職員は対象外であること
 ③撮った写真は休み明けにクラスで発表する旨をきちんと説明し、許可を得た上で撮影すること

これを聞いた学生たちの反応はというと、「面白そう!」との声が大半、不安そうな表情がちらほら。
初めての試みで私も不安がありましたが、送られて来た写真を見る限り、取り越し苦労だったようです。
以下はその一部です、ご覧ください。

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バイト先の方とのものが最も多く、その他家族や友人と一緒に撮ったものもありました。
中には公園で、見ず知らずの人に声をかけて協力してもらった、という強者もいました。
どれもいい写真。上記③の条件も、クリアしていると見て、まず間違いなさそうです。

IMG_2474.jpg

事前の予告通り、休み明けには各クラスで、この写真を使って発表会を行いました。
3人について、名前や性格、自分との関係、撮影秘話などをおよそ5分で話してもらいました。
自国の紹介などとは違い、各発表に、また発表する側と視聴する側との間に情報の差があるためか、
全員が終始飽きることなく、質問や冗談も飛び交う、いい雰囲気で行うことができました。

IMG_2413.jpg

実は今回の宿題、提出率も今までに例を見ないほど良かったんです。
楽しいこと、自分を表現できることは、やってみようという気持ちになるのかもしれません。
(未提出であることがクラス全員に露見するから、というネガティブな理由もあるんだと思います)

また、日本人との会話のきっかけに、つまり日本語を使う機会を生み出すことにも貢献できたはず。
私たち教職員にとっては、学生一人一人に対する理解が深まり、今後の教育活動につながりそうです。
思いついた段階での予想以上に、様々な面に良い効果をもたらす宿題だったのでは感じています。

最後になりますが、撮影にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。


(セ)


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2017.09
06
10月10日(火)と11(水)の2日間、「小・中学生のための秋休み日本語教室」を開きます。
これは当校の教師が、子どもたちの日本語学習や学校の宿題などのサポートをする教室です。
当校では昨年の3月からこのような活動を開始し、今回が5回目の開催となります。
これまでの活動については下のリンクからご覧いただけます。

  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2016.3)
  ・小・中学生のための秋の夕方日本語教室(2016.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2016.12)
  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2017.3)

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今回の「秋休み教室」についての詳細は、下のチラシ(拡大できます)をご覧ください。

日本語 表

日本語 裏

定員は10名(先着順)ですが、まだまだお申込み受付中です。
ご質問等ございましたら、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

TEL:(022)224-6509 
FAX:(022)224-6517 
Email:t.seto@sjls.jp
担当:瀬戸(せと)


(セ)


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2017.09
06
Professional Japanese language teachers will support learning Japanese language and doing homework.
Let’s have fun and learn!

 ・Dates  October 10th (Tue.), 11th (Wed.) 14:00-16:00
 ・Limit   10 students; in order of arrival
 ・Fees   \500; including insurance fee

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英語 表

英語 裏

 ・How to apply

  Fill in the application form above and submit it by E-mail, fax or post by October 3rd (Tue.).
  The address and the fax number are below. You may bring it to our school directly.
  ―Reception will be closed when applications come up to the limit even if it’s before the deadline.

Sendai International School of Japanese: 1-3-1 Kakyoin, Aoba-ku, Sendai-shi 〒980-0013
The persons in charge: Seto TEL:(022)224-6509 FAX:(022)224-6517 Email:t.seto@sjls.jp


(セ)


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2017.09
06
由仙台国际日本语学校的专业日语教师进行日语的学习和学校作业等的辅导。
让我们一起快乐的学习吧!

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 ・时间  2017年10月10日(周二)、11日(周三)  每日14:00~16:00
 ・定员  10名(按先后报名的顺序)
 ・费用  500日元(含保险金)

中国語 表

中国語 裏

・报 名 请填写上面的申请表上的必要事项,用FAX(传真)、Email(电子邮件)、
     或者邮寄提交到下面所写的地址,截止日期为10月3日(周二)。
     也可以直接拿报名表来本校报名。
     ※即使没有到达截止日期,如果到达了定员人数,报名也会截止。

〒980-0013  仙台市青叶区花京院1-3-1 仙台国际日本语学校 负责人:瀬戸(せと)
TEL:(022)224-6509  FAX:(022)224-6517  Email:t.seto@sjls.jp


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2017.08
09
仙台国際日本語学校の新しいパンフレットができました!

IMG_2515.jpg

現在デジタルパンフレット化に向けて準備中ですが、一足早く、こちらで全ページを公開。
これから各ページを紹介していきますので、ご興味とお時間がある方はお付き合いください。
クリック/タップすれば、かなり大きくなりますので、細部までご覧いただけるかと思います。

0表紙

まずは表紙。上段に桜、中段は撮影当時に在籍していた学生たち、そして下段に校舎。
表すところは、日本らしさ×国際的な雰囲気×充実した設備、といったところでしょうか。
以前のものに比べて色合いが明るく、爽やかな印象に仕上がっていると思います。

1

表紙を開くと、どーんと2ページを使った仙台市中心部の航空写真。
立地と交通の便のよさ、緑と調和した街並みが見て取れると思います。
意外と都会的だなぁとも感じていただけたら、嬉しいです。

2

次のページでは仙台へのアクセス方法の紹介と、街としての魅力をPR。
写真の観光地やイベントへは実際に学生を連れて行ったことがあり、いずれも好評でした。

3

4ページ目と5ページ目では、留学生として入国・入学するまでの流れをマンガで説明しました。
背景や表情など細部にまで意を注いだため大変手間がかかりましたが、いいものになりました。
英訳も付いているので、たいていの国の方にご理解いただけるものと思います。
(※留学ビザ以外で入学をご希望の方は、これとは流れが異なりますのでご注意ください)

4

続いては、カリキュラムや授業などの教育内容についてまとめたページ。
特に注目していただきたいのは右側、当校自慢の6つのポイントです。
ハードとソフトの両面がこれほど充実している学校は、そう多くないはず。
詳細はこのブログや当校のfacebookページをご覧いただければと思います。

5

8ページ目には、1年の学校内外の行事を時間軸に沿って並べました。
これだけでも毎月のようにイベントがありますが、実際はもっと色々やっています。
全てに参加していたら休む暇がないほどなので、これから入学ご希望の方はご注意を(笑)

9ページ目は校内の設備と学生寮の紹介。
繰り返しになりますが、設備は本当に充実しています。
寮についてはこの他にもご案内できる物件がありますので、お問い合せください。

6

と、ここまでは学校側の目で半ば一方的にことを進めてきましたが、それではいけません。
次のページでは卒業生6人、(当時の)在校生2人に協力してもらい、学生の声を集めました。
日本語はこちらで若干の修正を加えましたが、内容は、ほぼ原文のままの正直な声です。
それぞれの母語も併記してあるので、同じ言語圏の方にもぜひ読んでもらいたいと思います。

7

12ページ目には、これまで在籍した学生の出身国を世界地図で示しました。
パンフレット作製にあたって第1期生から数えてみたところ、その数は何と50!
ピンクの面積がどんどん拡がり、これまで以上に国際色豊かな学校になればと願っています。

最終ページはHPや当校が利用しているSNSサイト、加えて姉妹校の紹介となっております。

8裏表紙

非常にいいパンフレットができたと手前味噌ながら思っているのですが、いかがでしたでしょうか。
このパンフレットについてご質問等ございましたら、いつでもお気軽に当校までお問い合わせください。
デジタルパンフレットについては、また改めてお知らせいたします。


(セ)


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2017.07
13
初級クラスの学生たちが授業で書いた日本語作文「わたしの国・町」
昨年5月にブログへの転載を始め、これまでに以下の10カ国の学生の作文をご紹介してきました。

スウェーデン・ストックホルム、②バングラデシュ・ダッカ、③中国・哈爾浜(ハルビン)
ネパール・グルミ、⑤スペイン・バレンシア、⑥ニュージーランド・ウェリントン
フィリピン、⑧韓国、⑨ベトナム・バークジャン、⑩タイ・バンコク

意図的に同じ国を選ばないようにして来たのですが、国の数が二桁になり、その自己規制は解除。
ということで今回は、スペイン・カナリア諸島出身、8クラスの人気者Iンマさんの故郷を覗いてみましょう。

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私の町はカナリア島です。

カナリア島の人口は2百万人ぐらいです。
1月から12月まで春です。
雨はあまりふりません。
ぜんぶで1か月ぐらい雨がふります。
カナリア島で有名な食べ物はじゃがいもとモホ、ちょっとからいですがおいしいです。
そしてチーズフライはさいこうです。
カナリア島で有名な所はテイデ火山です。
3,718mですから、スペインのいちばんの山です。
イマンファヤこうえんは火山のこうえんです。
とてもおもしろいです。
そしてマスパロマスの海です、きれいな海です。
そして大きい砂の山あります。

私の町はきれいです。
そして、たのしいです。
みんなはとても親切です。


蛇足気味の補足を加えますと、「1月から12月まで春」は「温暖な気候」、「砂の山」は「砂丘」のこと。
学習期間が短いことによる語彙の不足を組み合わせの妙で補っており、彼女の言語能力の高さが感じられます。

リンク先の写真と解説、またイラストを見ると、料理も名所も「日本とは随分違う」という印象を受けます。
ここから作者のIンマさんや他の学生たちの立場に転じてみると、日本は「私の国とは随分違う」となるでしょう。
全ての物事が新鮮で面白さもあるでしょうが、大変な思い、時には嫌な思いを味わうこともあるはず。
そんな学生たちに、できる限りのサポートと良い教育を行っていかなければと、この作文を読んで改めて思いました。

すぐにでも次の「国・町」をご紹介したいのですが、材料となる学生の作文が尽きてしまいました。
次回まで、気長にお待ちください。


(セ)


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2017.07
05
初級クラスの学生たちが授業で書いた日本語作文「わたしの国・町」
これでこのシリーズも遂に10回目、節目を迎え、私としては勝手に感慨深いものがあります。
何だかこれで終わるような匂いが漂い始めたかもしれませんが、そんなつもりは微塵もございません。
今後も学生の作文を材料に、読者諸賢と学生の母国を少しでも近づけられたらと考えております。
と、前座はこれぐらいで失礼して、真打タイのMリニーさんの作文をどうぞ。

無題

私の国はタイです。

タイのしゅとはバンコクです。
バンコクのじんこうは500万人くらいです。
タイのきこうは1年にいつもいちばんあついですが、いいてんきです。
それからタイのりょうりはゆうめいなトマヤマケンです。
タイゆうめいなところはワットポーワットプラケオです。
ワットポーは2331ねんまえ(※仏歴2331年=西暦1788年)にできました。
ワットプラケオは2327ねんまえ(※仏歴2327=西暦1784年)にできました。
ワットポーとワットプラケオはとてもゆめいなおてらです。
いろいろのおてらがきれいです。

タイのおてらはきれいでゆうめいです。
タイの人はとてもしんせつです。
ですから、みなさんぜひタイへ来てください。

説明する必要もないとは思いますが、「トマヤマケン」は日本で「トムヤムクン」と呼んでいる、あれです。
もしかしたら、正しいタイ語の発音には「トマヤマケン」という表記のほうが近いのかもしれません。
英語の「MILK」は「ミルク」ではなく、「メゥク」のほうが近いと聞いたことがありますが、これは初耳。
でも何だか口に出してみたくなりませんか?なりますよね?
では皆さんぜひご一緒に、せーのっ!「トマヤマケン!」
今度このタイを代表する料理の名を口にする場合は、ぜひ「トマヤマケン」と言ってみてください。

もうすっかり私の頭の中はトマヤマケン。
お寺については触れませんので、詳しく知りたい方はリンクをご覧ください。


(セ)


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2017.06
27
初級クラスの学生たちが授業で書いた日本語作文「わたしの国・町」
今回で9カ国9人目、この4月に入学したベトナムのTャンさんの作文をどうぞ。

20170613170837364_0002.jpg

わたしのまちはバークジャンです。

バークジャンにTan YenやViet YenやLang Giangなど、やまがたくさんあります。
Lang GiangにはTan Thanh(※町の名前)があります。
おてらとじんじゃがおおいですから、とてもしずかです。
バークジャンのじんこうは1593000人です。
きこうはいつも22℃です。すずしいです。ときどきさむいです。
くだもので「Vai Thieu」(※ライチ)がいちばんゆうめいです。
とてもあまいです。そしておいしいです。
Tien Lucのおまつりはゆうめいなところです。
ふるいおおきいきがあります。とてもきれいです。

わたしのまちはみどりがおおいですから、とてもきれいなまちです。
みなさん、あそびにきてください。

固有名詞の多くがローマ字で、説明も十分ではないため、読みにくさがあることは否めません。
しかしそのことが異国情緒を漂わせ、二つの言語間の差異を際立たせているように思えます。
立場が逆だったらと考えると、僅かな期間で同程度の文が、全くの外国語で書けるとは思えません。
学生たちの努力と言語能力、そして少しだけ私たちの日々の教育活動を讃えたくなりました。

次回はタイの学生の作文です。
お楽しみに。


(セ)


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2017.06
26
初級クラスの学生たちが授業で書いた日本語作文「わたしの国・町」
シリーズ8作目(過去の作品はこちら)は、韓国の学生が書いたものをご紹介します。
お隣の国なので馴染み深いもの、既知のことが多いと思いますが、ぜひご一読ください。

20170613132212687_0001.jpg
わたしの国は韓国です。
韓国の首都はソウルです。
ソウルは高いビルが多いです。
そして人や車と多いです。
にぎやかな町です。
いろいろな店があります。
とてもべんりです。

韓国の人口は50千人(※5千万人)ぐらいです。
1年きせつが四つあります。
春や暑(※夏)や秋や冬があります。
キムチやビビンパブやプルコギがあります。
キムチはすこしからいですがおもしろい(※おいしい)です。
いろいろな所中でチェジュがいちばん有名です。しまです。
きれいなけしきとおいしいたべ物がありますから人がたくさんあそびにきます。

わたしの国はけしきがきれいでたべ物とおいしいです。
後でりょこうにきてください。


これまでに紹介した学生たち同様、作者のLュさんも日本語の学習を始めたばかり。
教えている側が言うのも変ですが、数カ月でこれほどの文が書けることには感心させられます。
ただ、初級の学生らしい間違いもあり、本人に確認した上で、(※)で訂正を加えました。
私はこの部分に第二言語学習/教育の面白さを感じるのですが、皆様はいかがでしょうか。

韓国は、私にとっては他国へ向かう途中の経由地としてしか訪れたことがない国。
いつかは目的地として訪れ、ここに書かれている料理をお腹一杯食べてみたいものです。

次はベトナムの学生の作文をご紹介します、お楽しみに。


(セ)


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2017.06
23
初級クラスの学生たちが授業で書いた日本語作文「わたしの国・町」
これまでに①スウェーデン・ストックホルム、②バングラデシュ・ダッカ、③中国・哈爾浜(ハルビン)
ネパール・グルミ、⑤スペイン・バレンシア、⑥ニュージーランド・ウェリントンを紹介して来ました。

だいぶ間が空いてしまいましたが、これからまた新しい作文をアップしていきます。
最初はフィリピン出身、いつも明るいAンジーさんの母国紹介からどうぞ。


フィリピン

わたしの国はフィリピンです。
それはとうなんアジアにあります。

フィリピンのしゅとはマニラです。
国の人口は1おく90万人ぐらいです。
フィリピンはねったいの国です。
1年で四月から五月までがいちばんあついです。
六月から七月までがいちばん雨がおおいです。
フィリピンでゆうめいなたべものはマンゴーです。
私の国はせかいじゅうでいちばんあまいマンゴーがあります。
パラワンはゆうめいなしまです。
そしてたくさんビーチがあります。

フィリピンはちいさいですが、7107のしまがあります。
私の国はとてもきれいな国です。
フィリピン人はいつもうれしいです。
みなさんあそびに来てください。

Aンジーさんはこの4月に日本語の勉強を始めたばかりですが、よくまとまっています。
短いながらも必要な情報がもれなく盛り込まれており、今後の授業でお手本にしたいほど。
一点、「うれしい」という表現で目が止まるかと思いますが、私は「陽気」と自然に読み替えていました。
きっと上のイラストと、彼女の性格がそうさせたのだと思います。

次は、お隣韓国の学生の作文をご紹介します。
お楽しみに。


(セ)


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2017.06
19
5月31日(水)、校外研修として蔵王へ行って来ました。
学生の感想文に当日の写真を挿み、楽しかった思い出を振り返ってみようと思います。


「蔵王」、世界の天国

旅行、だれでも大好きなことです。
でも私にとってちょっととくべつな意味があります。
ぼくのゆめは生まれてから死ぬ前まで世界中のどこにでも旅行をすることです。
二、三日前蔵王町に旅行に行って来ました。
日本へ来てからそれは3回目で一番たのしい旅行でした。

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朝9:00ごろバスに乗って蔵王のおかまと言う所に着きました。
だいたい一時間半ぐらいかかりました。
バスに乗っているうちに自然の色々なけしきを見ました。
山にある森やみどりの田んぼや牛を育てている所や鳥など見ました。
それを見て自分の国の色々な事を思い出しました。
おかまはだいたい1700mぐらい上です。
そこで着いて山に登って友達と写真を撮りながら遊びました。
おかまの湖は世界中でめずらしいです。
まわりに火山岩でつくられた山、真ん中に茶色の水の湖があります。
本当にきれいです。
それから山の一番上に登りました。
自然のけしきが遠い所まで見えました。
そしてしんせんな空気があって気持ちがよくなりました。
もっと時間を過ごしたかったですがもう昼ごはんの時間になってしまってできませんでした。

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昼ごはんのために先生たちはさんさ亭と言う和食のレストランを予約しておきました。
和食のレストランに行った事がないのでどんなレストランかぜんぜん知っていませんでした。
でもそこに着いて和食のレストランについてよくわかりました。
スタッフたちはみんな着物を着てよくあいさつをしていました。
そしてレストランのかざり方もちょっとちがいます。
くつをぬいだら入れます。
床に畳がしいてありました。
昼ごはんはフルコースでした。
美味しくいただきました。
食べ終わったらアルバイトのどうりょうと自分のためにおみやげを買いました。
蔵王のチーズやミルクは有名だと言われています。
ですからチーズのケーキとミルクのチョコレートを買いました。
もうどうりょうにプレゼントをしました。
「めっちゃおいしい」と言われてうれしかったです。

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次はみやぎざおうこけしかんと言う所へ行きました。
それは手作りものの博物館でした。
木で作った色々なかたちの人形や物がかざってありました。
手作りものですから、時間もかかりそうなので、ねだんも高かったです。
そこで30分ぐらい時間を過ごして、次は蔵王ハートランドと言う動物を育てる所に行きました。

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バスから降りてすぐバターを作る場所に行って生クリームのミルクからちょくせつバターを作りました。
初めての経験ですからおもしろかったです。
バターを作り終わったら近くの高原のあちらこちらを歩きました。
旅行の中で私の一番大好きな所でした。
高原が広くてしずかでした。
そして林や遠いところに山が見えて言葉で説明ができないほどきれいでした。
自然のけしきがもっとゆっくり楽しみに見たかったですからそこで一日とまりたかったです。
でもゆっくりゆっくり時間を過ごしているうちに仙台に帰る時間になってしまいました。
日本へ来てから今まで色々な所へ旅行しました。
でも友達や先生と一緒に蔵王の旅行が一番たのしかったです。
蔵王からもう帰って来ました。
でもそこの山の上に登る事やみどりのけしきの事はいっしょう忘れません。
ぜんぶ記念をしておきます。
また時間があったら蔵王と言う世界の天国に行きたいです。
(1クラス、Iスラムさんの作文)


毎年、春と夏の2回実施しているこの研修旅行ですが、蔵王を選択したのは今回が初めて。
ここ数年行き先が定番化し、新鮮さに欠ける面があったので蔵王はその打開策でもありました。
行ってみるまでは学生の反応が読めなかったのですが、上の作文からもわかるように大好評。

天気もよく、みんなが楽しめた、いい一日でした。
※写真はこちらからも!


(セ)


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2017.04
28
新年度が始まって早3週間が過ぎようとしています。
何をするにも「新」や「初」の字が付く、慌ただしい日々が続きましたが、
大型連休を前にして、ようやく少し落ち着いてきたように感じます。

さて、今回は私たち教師の陰の努力についてお伝えします。
当校では各学期前に専任教員と講師が集まり、新学期の打ち合わせを行っています。

また、それと併せて毎回勉強会を開き、学校として教師力の向上を図ってもいます。
これまでに多読という手法や、版が新しくなった教科書などを題材にしてきました。
また、教師としての自己成長を目指して行ったアクション・リサーチの報告会を実施したこともあります。

今回は、事前に各先生に「授業について、他の先生に聞きたいこと」を3つずつ挙げてもらい、
全員が揃うこの機会を利用して話し合う、その名も「聞くは恥だが役に立つ」なる会を催しました。
そんなこと普段からやってろよ!というお叱りの声が聞こえてきそうですが、なかなか時間もなく、
またこういう機会でもないと、教師としてのプライドが邪魔をして、何だか聞きにくいものなのです。

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こちらが当日の様子、2グループに分かれて80分ほど意見交換をしました。
質問項目として挙がったもののうち一部をご紹介しますと、

 ・学生に問題をあてる順番はどうしているか
 ・出欠確認後すぐ授業を始めるか、あるいは雑談などをしてから始めるか
 ・ipadやPCを授業にどのように取り入れているか
 ・参考にしている文法書や指導書は何か
 ・クラスの中にいる学生のうち、どのレベルの学生に合わせて授業をしているか
 ・教師としての力を伸ばすために心掛けていることがあるか

もちろんどの質問にも唯一絶対の正しい答えがあるわけではないのですが、
色々な考えや経験を聞くことで、大いに参考になったと多くの先生が話してくれました。

時間の都合上、50近くにも上った質問の全てについて触れることはできませんでしたが、
今回の勉強会を機に、これまで以上に頻繁に教師間の情報や意見の交換・共有を行い、
よりよい教育活動、学校運営に繋げていきたいと考えています。


(セ)


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2017.03
29
3月15日、当校の学生が仙台市内の小学校で国際交流学習の講師を務めました。

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この大役を引き受けてくれたのは、当校の学生の中でも取り分けて優秀なこの4人。
Jョイさん(オランダ)、Lュウさん(中国)、Lサさん(インドネシア)、Sバシュさん(ネパール)です。

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小学校に到着した後、今回授業を担当する1年1組の約30名の児童と顔合わせ。
元気で可愛い子どもたちを前に、ずっと緊張していた4人の表情も和らぎます。

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その後、子どもたちは4つのグループに分かれ、それぞれの講師の持ち場まで移動。
4人は母国の地理、国旗、有名なもの、ことば(挨拶や数字など)を紹介しました。
私たち教師と一緒に何時間もかけて準備しただけあって、スライドも日本語での説明もばっちり。
様子を見守ってくれていた小学校の先生方や事務員のおじさんも感心してくださいました。

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また日本の遊びとは少し違う、各国の遊びも紹介し、一緒にやってみました。
写真はLサさんがインドネシアのじゃんけん「Suit Jari」を教えているところ。
「石、はさみ、紙」ではなく、「象(親指)、人間(人差し指)、蟻(小指」の三すくみ。
力関係はちょっと面白くて、蟻<人、人<象、象<蟻、なんだそうです。
掛け声は「スーイッ!」。「イッ!」の部分が「じゃんけんぽん!」の「ぽん!」にあたります。
この「Suit Jari」が大人気、「スーイッ!」の声が教室中に響き渡っていました。

後でわかったことですが、このクラスは国語の教科書で世界のじゃんけんを学んだばかり。
その中に「Suit Jari」についても書かれてあり、今回のことは計ったようなタイミングだったそうです。

この他オランダのJョイさんは数字のゲーム、ネパールのSバシュさんは小石を使った手遊びを、
中国のLュウさんはビニール袋で作ったポンポンを人数分持参し、蹴鞠のような遊びを教えました。
どのグループもとても楽しそうで、予定時間を過ぎてもワイワイと遊んでいました。

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本来ならここで終わりなのですが、今回はご厚意で、何と給食も一緒にいただきました。
最初の緊張が嘘のように、この時にはすっかり打ち解け、にぎやかなランチタイムに。
食事を終え、別れの際には子どもたちから「ありがとう」「また来てね~」という声をもらいました。

それにしても、185㎝のJョイさんにはいろいろなものが小さ過ぎます(笑)。

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後日、今回授業を行ったクラスの子どもたちから、お礼の手紙(をまとめた冊子)が届きました。
現在当校は春休み中なのでまだ手渡せていないのですが、4人はきっと喜ぶことでしょう。

この取り組みは子どもたちの国際理解を進めるプログラムの一環として行われているようですが、
当校の学生にとっても、準備段階から得るものが非常に多かったのではないかと考えています。

実は当校では、今回と似たようなことに以前にも参加させていただいたことがあります。
しかし、今回こうして実施に至るまで、随分と間が空いてしまいました。
双方にとって多くの学びがあるこの活動、今後もできる範囲で継続していければと思います。


(セ)


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2017.03
29
3月9日に行った「日本語弁論大会2017 ~食~」
前半に続き、後半の模様をご紹介します。



まず、3クラスのチュラマニさん(ネパール)で、「日本の料理に慣れませんか?」
日本の食生活に慣れるためのアドバイスを、彼の留学経験を踏まえて話してくれました。



続いては、インドネシアのアズキィさん(1クラス)です。
アズキィさんは、昨年のスピーチコンテストに引き続き、2回目の出場です。
食に関することわざを交えながら発表してくれました。
タイトルは「食うだけなら犬でもできる」
身に付けている衣装にもぜひご注目ください。



次はネパールのラジェンドラさん(4クラス)で、「賞味期限、あったほうがいい?」
彼は、「賞味期限」という面白い切り口から、日本とネパールの食文化について意見を述べてくれました。



最後は5クラス、インドネシアのリサさんです。
タイトルは「ハラルの食べ物」
当校には、リサさんのようなムスリム(イスラム教徒)の学生が数名在籍しています。
彼女が話してくれたように、仙台にももっとハラルのスーパーやレストランができることを私たちも願います。

全員の発表が終わり、審査員の先生方が各賞の選考を行っている間、余興として4組がステージに上がりました。

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7クラスのPラジャンさん(ネパール)による歌「海の声」(写真左上)
3クラスのBザヤさん(ネパール)によるダンス(写真右上)
1クラスRズキーさん(インドネシア)、3クラスLナさん(スウェーデン)、Aおい先生によるバンド演奏(写真下段)

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そして2クラスと5クラスの学生たちは、AKB48の「365日の紙飛行機」を合唱しました。

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余興の後、審査委員長のT田先生から、各賞の発表がありました。
受賞者は以下の通りです。
おめでとうございます。

最優秀賞…アズキィさん(1クラス、インドネシア)
優秀賞  …ジャンカルさん(5クラス、モンゴル)、リサさん(5クラス、インドネシア)、
      ヒエンさん(6クラス、ベトナム)
校長賞  …クマルさん(2クラス、ネパール)
特別賞  …ラジェンドラさん(4クラス、ネパール)
奨励賞  …エリースさん(1クラス、カナダ)、リンさん(2クラス、ベトナム)、
      チュラマニさん(3クラス、ネパール)       

お伝えしてきたように、弁論でも余興でも、学生たちの普段は見えない才能や気持ちや個性が溢れたいい弁論大会になりました。
ご来場くださった皆様、またご支援くださった皆様、そして最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。


(A)


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2017.03
29
当校では毎年、学習段階が中級以上の学生たち全員に、授業で日本語でのスピーチ(弁論)をさせています。
その理由は、スピーチは様々な言語の技能を必要とする、いわば学習の総まとめであるからです。
また、その学習の成果と個人の意見を、習得した日本語を通して外部の方にも知ってもらうため、弁論大会を行っています。
例年漢字1字(「時」「一」「生」「変」など)をテーマにしていますが、今年のテーマは「食」
クラス予選では日本の食べ物や日本の食文化などについて自らの考えを述べてくれました。

そしてこの日、3月9日はクラス予選を勝ち抜いた9人の精鋭たちの晴れ舞台。
学校関係者のみならず、一般の方々も来場されましたが、発表した学生たちは皆、堂々と話してくれました。
以下、当日の動画と写真を発表順に並べましたので、ぜひご覧ください。



トップバッターは1クラス、カナダのエリースさん。
タイトルは「Eat to live don’t live to eat. 生活するために食べる。食べるために生活しないで」
ステージの大型スクリーンに写真を投影し、日本の面白い食文化を、カナダと比較しながら発表してくれました。



2番目の発表者は、モンゴルのジャンカルさん(5クラス)です。
「私たちは何のために生きていますか」というタイトルで意見を述べてくれました。
何のために生きるのかという彼女の問いに、私たちも考えさせられたスピーチでした。



続いてベトナムのヒエンさん(6クラス)です。
彼女は、半年前に入学したばかりの学生です。
タイトルは「すし屋でのいい体験」
アルバイト先の寿司屋での経験について話してくれました。



次は2クラス、ネパールのクマルさんです。
タイトルは、「私と弁当」
彼が「弁当」を通して気付いた、日本人の食生活の良さとは・・・。



次も2クラスの学生による発表です。
ベトナムのリンさんで、「日本へ来てからの私の食事」
彼女は、日本の食べ物の「見た目」や、日本人がそばやラーメンを食べるときの「音」など、
他の発表者とは少し違った視点で話してくれました。

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スピーチを聞いている学生たちも、普段の授業以上に真剣に聞いていました。

後半へ続く―。


(A)


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2017.03
08
今年度の日本語弁論大会が、いよいよ明日開催されます。
当校の弁論大会では毎年漢字一字をそのテーマにしているのですが、今年は「食」です。
クラス予選を勝ち抜いた精鋭9名が「食」に纏わる様々なことを経験や想いを交え、熱く語ります。

無題
(※ポスターの写真は昨年度のものです)

時間は10:00~12:30(予定)、もちろん入場無料です。
スピーチの他、途中、各国の歌やダンスなどの余興もあります。
学生のご家族、ご友人、お知り合いはもちろん、一般の方のご来場も大歓迎です。
学生たちの日本語学習の総まとめ、ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思っております。

会場へのアクセスは↓から
http://www.sjls.jp/jpn/access/access.html
(※お車でのご来場はご遠慮ください)


(セ)


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2017.02
25
Professional Japanese language teachers will support learning Japanese language and doing homework.
Let’s have fun and learn!

 ・Dates  March 27th (Mon.), 28th (Tue.), 29th (Wed.) 13:30-15:30
 ・Limit   10 students; in order of arrival
 ・Fees   \500; including insurance fee

英語

英語2

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 ・How to apply

  Fill in the application form above and submit it by E-mail, fax or post by March 21st (Tue.).
  The address and the fax number are below. You may bring it to our school directly.
  ―Reception will be closed when applications come up to the limit even if it’s before the deadline.

Sendai International School of Japanese: 1-3-1 Kakyoin, Aoba-ku, Sendai-shi 〒980-0013
The persons in charge: Seto TEL:(022)224-6509 FAX:(022)224-6517 Email:t.seto@sjls.jp


(セ)


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