RSS
Admin
Archives

仙台国際日記

仙台国際日本語学校の日々をお伝えします。

プロフィール

SISJ

Author:SISJ
仙台国際日本語学校
SENDAI INTERNATIONAL SCHOOL OF JAPANESE

You Tube
このブログ内の画像
最新記事
カテゴリ
最新コメント
アクセスカウンター
facebook
検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2013.06
26
6/26(水)

念願の図書室が完成しました。

本

日本語学習者向けの本をはじめ、漫画、小説、児童書、雑誌など様々なジャンルの本があります。
当校で以前作成した『ワタシタチの3.11』や『世界へ発信!宮城の冬の旅 感想文集』も置きました。

図書室

半ば物置部屋と化していた時もありましたが、このような清潔感がある広々とした空間に生まれ変わりました。
「勉強」という感じではなく、「読書」に集中できる環境を作るため、机のレイアウトも工夫しました。

頂き物①植物
謎の展示スペース頂き物②

さらに、学生からの頂きものや、昔イベントで使ったものを展示。
リラックスできるかどうかはさておき、教室っぽさは薄れました。
窓際には、以前お伝えした金のなる木も置いてあります。

多読授業中

学生たちが入ると、こんな感じ。
現在は休み時間や放課後には開放しておらず、昨年度から始めた「多読」という授業で利用しています。
感想を聞くと、「いつもの教室で読むよりいいです!」と好評。
見ていても、集中して本の世界に入り込んでいる様子がよくわかります。
ここでの多読の時間に、日本語を通して色々なものを吸収してほしいと思っています。

廊下で読んでるJョンさん

という願いが届きすぎたのか、授業が終わってから図書室の外でも読み続ける者も。
嬉しいけど、図書室の外へは持ち出さないようにしてくださいね。

※引き続き募本へのご協力、宜しくお願い致します。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.06
18
6/13(木)

この日は、学生たちが待ちに待ったボーリング大会。
会場は昨年もお世話になったROUND1苦竹店さん。
学校からそれほど離れていないため、予め地図を渡しておき、現地集合ということにしました。

いざ出発

が、まだ仙台の地理に疎いチリのAンドレスさん(右から4人目)をはじめ、不安な学生は一度登校。
学校から先生たちと一緒に電車で会場へと向かいました。

開始

10:00、予定通りにほとんどの学生が集まりました。
昨年はこの後、「cm」という靴のサイズの表記がわからず手間取りましたが、今年は違います。
自分の靴のサイズが何cmであるかを調べておくように指示しておいたので、スムーズに各レーンに入りました。
そしてK長先生の華麗な始球式の後、ゲーム開始!

やるぞどうだ
集中ハイタッチ

普段は午前クラスと午後クラスに分かれて授業を行っていますが、この日はほぼ全学生が参加。
こういう機会は多くないので、あえて同じレーンのメンバーは国籍、性別、クラス等をぐちゃぐちゃに。
それでもいい投球には拍手やハイタッチ、そうでない投球には励ましやブーイングなど一体感がありました。

スコア

スコアはというと…あまり自慢できるものではありません。
一番上の学生にいたっては、なかなかお目にかかれない記録を作りました。
実は今回がボーリング初体験という学生が多く、序盤は大半の学生が残念な結果に。
でも、2ゲームの間にみるみる上達していきました。

男子の部1位女子の部1位
ブービー賞初ストライク

そしてゲームの後は表彰式。
左上、男子の部優勝アメリカのKンさんには、賞品のラジコンカーを贈呈。

右上は女子の部優勝、昨年に続き2年連続で栄冠に輝いたラオスのCッパソンさん。
賞品は美顔ローラーです。

左下はブービー賞、中国のMヨウさん。
名誉ある賞ではありませんが、満面の笑み。

そして右下は、中国のSイゼンさんが人生初ストライクをとった時の一枚。
スコアが伸びず、ふてくされていた前半戦を感じさせないいい表情です。

集合写真

最後は全員で。
ボーリングは屋内のスポーツなので、梅雨のこの時期にはぴったり。
また、誰でもできるので初めてやった学生も楽しめたようでした。
※写真はこちらからもご覧いただけます。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.06
11

昨年度より仙台国際日本語学校では「多読(たどく)」という取り組みを行っております。
これは読解とは違い、「自分が読みたい本、読める本を多く読み、文字の向こうの内容を読み取る」というものです。
日本語で書かれた本を読むことが日本語の学習に役立つことは言うまでもありません。
またこの取り組みは、学生たちの日本語学習意欲を維持・向上させることにもつながります。
しかし、英語教育用の多読用教材と比べ、日本語教育用の多読用教材は、それほど多く出版されていません。
そのため購入した多読用教材に、当校オリジナルの図書と教職員が持ち寄った本を加えて対応していますが、
その数がまだ不十分であるため、学生のレベルやニーズに対応しきれていないのが現状です。
そこで皆様に「募本」という形で、当校に本の寄付をお願いしたく存じます。
頂いた本は当面は授業で活用させていただき、いずれは校内に図書室を設置したいとも考えております。
一冊だけでも結構です。皆様のご協力をよろしくお願い致します。

多読①多読②
多読③多読④

下記「募本の条件と注意」をお読み頂いた上、ご協力頂ける方は当校へ直接お持ち頂くか郵送にてお送り下さい。
ただし郵送の場合、送料はご自身でご負担頂きますようお願い致します。


募本の条件と注意

・古い本や汚れた本、また書き込みや破れのある本はご遠慮下さい。
・マンガ、アニメブック、エッセイ、小説、児童書などジャンルは問いません。
 しかし「外国語の本」を読む場合、文字の大きさやレイアウト、挿絵の有無、長さ、内容等が読みやすさに影響します。
 小さな字が隙間なく並んでいる厚い本や専門書等は受け取ることができない場合がございます。
・マンガや長編小説など一冊だけで内容が完結しないものは、できるだけ全巻揃った状態でお持ちください。
・頂いた本のご返却には基本的に応じられません。
・贈呈された後、経年で劣化した図書については、当校の判断で処分させて頂きます。
・図書は無償での贈呈をお願いします。


仙台国際日本語学校 
〒980-0013 仙台市青葉区花京院1-3-1
℡022-224-6509 ✉sjls@sjls.jp  


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.06
06
6/5(水)

今年も地震と火災を想定した防災訓練を行いました。

アンダーザテーボー①

当校では年に数回このような訓練を行っています。
今回は新入生主体の午後クラスが対象でした。

アンダーザテーボー②

そうしてしまうと訓練にならないので、事前通知はなし。
にも関わらず、授業中に突然鳴り響いた火災報知機の音を聞くや否や、自然に机の下に潜り込む学生たち。
入学直後のガイダンスで地震への備えと地震後の対応をDVDで指導していた効果か、はたまた本能か。
練習だということを教えてからは、安心した様子で取り組んでいました。

アンダーザテーボー③

体が大きいのか、それとも机が小さいのか。
全身が入りきっていない学生もいましたが、これでイインデス!
何より頭が一番大切ですからね。

非常口

この後、普段は見落としがちな非常口や避難経路を確認し、ビルの外へと避難しました。
もしもの時のために、今日の訓練を忘れないようにしましょう。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.05
28
5/17(金)

この日からちょうど一週間前。
結婚式を挙げるS先生のために、卒業生を含む多くの学生が協力して祝福のメッセージビデオを作りました。

メッセージビデオ

式ではいい意味で笑いや驚きを誘い好評でしたが、当の学生たちは完成品を見ていなかったので、この日上映。
それと一緒に、当日それを見たS先生と会場の反応や、結婚式の様子がわかる映像も流しました。

この後、別のテーマで授業を進めようとしても、ニヤニヤしていろいろと聞いてくるのは火を見るより明らかです。
それならばいっそと、今回のiタイムでは「結婚」を取り上げました。

スライド

まずはプロジェクターを使い、日本人の結婚に関する様々なデータや式のスタイル、忌み言葉などを紹介。
話を聞くと日本だけでなく、各国でも初婚年齢は年々上がっており、生涯結婚しない人も増えているようです。

結婚式に招待されたら

続いては日本の結婚式に招かれた場合を想定し、招待状の返信マナーをプリントを使って練習。
書いたり消したり面倒くさいという意見もありましたが、これが「思いやり」であることを強調しました。
また、ご祝儀袋の書き方や包み方も指導しました。

と、ここまでである程度の予備知識を学んだので、次は実践練習です。

受付

くじで新郎、新婦、新郎友人、新婦父などの役割を決め、ロールプレイ。
いわば「模擬披露宴」を執り行いました。
受付では先ほど書いたご祝儀袋(中はもちろん空)を渡します。
新郎新婦にだけでなく、ここでも「おめでとうございます」と言うことに疑問を持った学生もいたようです。

新郎新婦入場

全員が着席し、飲み物の準備もできたところで、軽快な音楽とともに新郎新婦が入場!
新郎はスーツにネクタイで会心の笑顔、新婦は先ほどまでカーテンだったベールを纏い、照れ笑いです。

花スピーチ
余興ケーキ入刀

会場には花を飾り、先生が司会進行を務めました。
乾杯の挨拶やスピーチはくじで決まった人が即興で。
余興は当校が誇るシンガーソングライター、アメリカのJョンさんに前日からお願いしておきました。
またCDプレイヤーをケーキに見立て、ケーキ入刀も。
短い時間でしたが、雰囲気も内容も実際の披露宴を極力再現するようにしました。

三本締め

そして最後はインドネシアのSンティカさんの音頭で三本締め。
最近ではやらないことも多いそうですが、このリズムは知っておいて損はありません。
三回目のチャチャチャ…でなんとか揃いました。

半ば勢いでやってみた今回のiタイムですが、こうしてまとめると学生たちは得るものが多かったのではないでしょうか。
こちらも日本語教育ではあらゆるものが教材になるのだなぁと改めて感じました。
「次はお葬式」という冗談も出ましたが、また何かやってみようと思います。


iタイム


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.05
18
5/18(土)

今週火曜日から金曜日にかけて、健康診断が行われました。
これは毎年この時期に、学生全員を対象に実施されるものです。

健康診断

まずは身長、体重を計測します。
何となくですが、当校の学生は、日本へ来てから体重が増える人が多いような気がします。
理由は人それぞれだとは思いますが、きっと「日本の食べ物がおいしい!」というのも、その一つでしょう。

視力検査

続いては視力検査。
4月に入学したばかりの新入生の中には、視力に問題がなくとも、これに悪戦苦闘した者がいました。
というのも、「上、下、左、右」という日本語が、まだパッっと出てこないから。
月曜日の授業は、復習から始めましょう。

N検査へ

そして最後はN検査。
紙コップを手に、ちょっと恥ずかしそうにトイレへと消えていきました。

今回は簡単な検査ばかりでしたが、6月にはレントゲン検診も行う予定です。
勉強ができるのも、アルバイトができるのも健康があってこそ。
学生の皆さん、これを機に自分の生活習慣を見直してみましょう。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
18
4/17(水)

「今日からf-timeを始めます!」と高らかに宣言したE先生。
「free timeですか!?」と目を輝かせる学生たち。

もちろん、そんなわけはありません。
f-timeの「f」は「free」ではなく、次の5つの言葉を表しています。

ロゴ

 ①復習(fukusyu)…現在の学習段階の内容ではなく、以前勉強した内容を学び直そう! 
 ②富士山(fujisan)…富士山のように高くなる(日本語が上手くなる)ために、裾野を広げよう! 
 ③増やす(fuyasu)…わかる言葉や表現を増やそう! 
 ④functional…「わかる」を「使える」にしよう!                     
 ⑤feel so good!…そして、今までのモヤモヤがスッキリ!気持ちよくなろう! 
  
当校の学生に限らず、日本語を学んでいる学生の多くは何かしらの目標を持っているものです。
そのため、その目標に向かって一直線に一生懸命勉強しています。
もちろん私たち教師はその手助けをすべく、カリキュラムに沿って一生懸命教えています。
しかし、どんなに優秀な学生でも、勉強した全てが身に付くわけがありません。
そこで、当校ではちょっと立ち止まって、いやちょっと戻って、もう一度勉強し直す時間を設けました。
それがf-timeなのです。

簡単に言うと復習ですが、プリント学習だけでなく会話形式の練習や作文なども織り交ぜていく予定です。
今期から中上級クラスを中心に、週に1時間ほどの頻度でやっていこうと思っています。
すでに2回ほど実施しましたが、多くの学生からf反応(feel so good!反応)が見られました。
f-time、いい感じです!


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
08
3/15(金)

卒業式が終わっても、来年度も勉強を続ける学生たちは1週間ほど授業があります。
初級を学んでいる午後クラスは、ほとんどメンバーが変わらず、普段通りの賑やかさ。
一方、約半数の学生が卒業した中~上級の午前クラスは何となく寂しい雰囲気です。
しかし、語学の勉強では人数が多くてはなかなかできない活動があります。
ということで、2012年度午前クラスの最後のiタイムは、そんな活動の一つであるディベートをしてみました。

始める前に、日本語能力、男女比、国籍等のバランスを考慮し、3つのグループに分けました。
3つのグループのうち2つのグループがディベートをし、残りの1つのグループは勝敗を決める審判です。

グループが決まったら、次はテーマを設定します。
その場でパッと決めるのは難しいので、意見が割れそうな次のようなテーマを予め用意しておきました。
「美容整形」「電車の優先席」「駅のアナウンス」」「夫婦同姓」
「コンビニの24時間営業」「未成年者の携帯電話の使用」・・・
今回はこれらのテーマから1つを教師がランダムに選び、賛成か反対かを討議するスタイルをとりました。
ディベートは「ゲーム」であり、個人の意見を言う場ではないので、賛成反対どちらの立場をとるかも教師が決めました。

ディベート①

さらに、丁寧体(~です。~ます。)で話すことと、下記の時間と発言権を守ることについても注意しました。
 ・作戦(賛成/反対の根拠、予想される反論など)を考える…5分
 ・賛成側が意見とその根拠を言う…2分
 ・反対側が意見とその根拠を言う…2分
 ・両チーム相手グループの意見を聞いたうえで作戦を考える…2分
 ・反対側が賛成側の意見を攻撃→賛成側が応答…4分
 ・賛成側が否定側の意見を攻撃→反対側が応答…4分

さて、ここまでを徹底させたうえで、いよいよスタート!
上の写真の回のテーマは「中高生の制服」です。

賛成グループの根拠としては、
 「朝、服装について余計なことを考えなくてよい」
 「どこの学校の生徒かがわかるから、事件・事故などの時に役立つ」
 「貧富の差がわかりにくいから、いじめなどの問題につながりにくい」というものが出ました。
反対グループの根拠は、
 「個性を表現することができない」
 「暑い・寒いは個人の感覚なのに、制服は脱いだり重ねて着たりすることができない」
 「普段着る私服に加えて制服を購入しなければならないから、お金がかかる」というものでした。
この後質疑応答を重ね、賛成グループが勝利。
この日は他にもいくつかのテーマでディベートを行いました。

ディベート②

今回のディベートという活動の目的・効果としては、
 1.知っている日本語を使って話す
 2.他の人の色々な意見を聞く
 3.思っていることが言えないストレスを感じさせる 等が挙げられるでしょう。

ちょっと補足をすると、「1」については、中上級の表現というのは内容も中上級でないとしっくりこないものです。
ディベートではそれなりの内容や言い方が求められるので、それを授業内で使うにはいい活動だと感じました。
「3」の「ストレスを感じさせる」ことは、今後の学習意欲の維持・向上につながると思います。

学生たちも相手には負けまいとして一生懸命やっていました。
グループやテーマを変えて、またいつかやってみようと思います。

iタイム


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
05
3/11(月)

仙台国際日本語学校2012年度卒業式が執り行われました。
この日に卒業を迎えた12名は、あの東日本大震災の年に入学した学生たちです。

黙祷

今年度の卒業式は当初9日に行う予定でした。
ところが何の因果か急遽その日は会場が使えなくなり、2年前のあの日と同じ日付になったのです。
亡くなられた方々、被災し今も苦しんでいる方々へ、開式を前に一同黙祷を捧げました。

卒業証書授与

例年卒業生代表1名が壇上に上がり証書をもらいますが、今年度は人数が少なかったため、全員が登壇。
皆、晴れやかで誇らしげな表情で卒業証書を受け取りました。

祝辞
送辞答辞

校長先生のご祝辞では東日本大震災発生当時の学校の状況に話が及びました。
改めて当時を振り返ると、本当によく日本に、仙台に、この学校に来てくれたと思います。
そして、そのような状況に負けず、本当によく頑張りました。

「よろしくお願いします」という結びが斬新だった、在校生代表インドネシアのサンティカさんの送辞。
学び舎を巣立つ先輩への感謝と4月からの意気込みが伝わってきました。

卒業生代表、ネパールのリナさんの答辞は学校への感謝で溢れており、思わず涙がこぼれそうになりました。
また自分の経験を踏まえた生活や勉強におけるアドバイスは後輩たちの参考になったことでしょう。

表彰者

また各賞受賞者の表彰も行われました。
今年度の受賞者はこちらの4人です。
優秀賞 ネパールのマハラジャン・リナさん、モンゴルのサングスレン・マンライさん
皆勤賞 ネパールのマハラジャン・リナさん、ベトナムのレ・ユン・アン・トゥさん
特別賞 インドネシアのイグマティアル・シャプヤヌルさん
おめでとうございます。

式の最後には、入学から卒業までの思い出スライドショーを上映しました。

乾杯食べる
I江先生と美女たち歌うたいのJョン

式の後は会場を移し、卒業記念パーティー。
料理を食べたり、友達や先生と写真を撮ったり、楽しい時間を過ごしました。
また当校の歌うたい、アメリカのJョンさんが荷物運搬用の台車で颯爽と登場し、ミニライブ。
エンディングは24時間テレビの「サライ」よろしく、彼の十八番の歌を全員で大合唱をしました。
「星見たら~自由になる~平、和、になぁる~♪」
特別な日に花を添えてくれました。

集合写真

卒業した12名の皆さん、ここで学んだことを忘れず、将来は日本と国際社会の架け橋として活躍してください。
本当におめでとうございます。
そして、ありがとうございました。
またいつかお会いできる日を楽しみにしています。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
03
3/8(金)

卒業式を3日後に控えたこの日のiタイムでは、「仙台クイズラリー&フォトコンテスト」をしました。
これは3~4人のグループに分かれ、学校を飛び出して街中で行う活動です。

クイズラリーは、予め出題されたクイズの答えを探しに、仙台の中心部を歩き回るというもの。
フォトコンテストは「日本らしい写真」「春を感じる写真」という二つのテーマに合う写真を撮ってくるというものです。
学校に戻ってきた後、クイズの正解を発表して正解数を競います。
また、写真の出来に応じてポイントを加算し、総得点が最も高かったチームには、すてきな商品をプレゼント。
制限時間は2時間30分。

と、これだけ伝えて「はい、いってらっしゃ~い」では学生たちは戸惑ってしまいます。
そこで、10分間の作戦タイムをとってからスタートさせました。

ハピナ名掛丁

クイズラリーの質問は、
Q1 仙台駅の2階にあるステンドグラスに描かれている人物はだれですか?
Q2 青葉通り沿いに植えてある木の種類は何ですか?
Q3 仙台朝市の齊藤惣菜店の一番安いコロッケはいくらですか?
Q4 クリスロード商店街にある阿部蒲鉾店の名物の串揚げの名前は何ですか?
Q5 三瀧不動院に祭られている福の神の名前は何ですか?
Q6 AERのポケモンセンタートウホクの看板に書かれている3匹のポケモンの名前は何ですか?
など全部で15。

あえて質問文にはルビを付けず、学生たちが答えを知らないであろうものを選びました。
こうすることで、どうしても日本人に質問せざるを得なくなります。

駅前で

また住んではいても、通りの名前や普段行かないお店については知らないことが多いもの。
地図を見て、人に聞いて、街を見渡すことで「地元」を再発見できたようです。

フォトコンテスト

フォトコンテストの写真は、撮影後教職員のパソコンに送らせました。
そしてクイズの答え合わせの後、プロジェクターで投影し、撮影した人に説明をしてもらい品評会をしました。
「日本らしい写真」部門には、着物姿の女性、清潔なトイレ、4つに分別するゴミ箱などが応募されましたが、

日本らしい写真

この傘をさしながら自転車を運転しているサラリーマンの写真(※許可を得て撮影)が大賞に選ばれました。
日本人である私たちには見慣れた光景ですが、言われてみれば日本らしいかもしれません。
審査員の先生の盲点をつき、なるほどと唸らせたところが大賞になった理由です。

春を感じる写真

「春を感じる写真」部門には、花粉症の薬、赤い花、桜風味のお菓子の写真などがありました。
その中から大賞に選ばれたのが、この公園で子供たちが遊んでいる写真。
撮影した学生によると、「今までは雪で遊ぶことができなかったから」とのこと。
ど真ん中の直球ではありませんが、なかなかいいコースをついたナイスフォトでした。

仙台を深く知ることができた今回の活動は、歴代iタイムの中でもかなり好評なものとなりました。
卒業生にとってはこれが最後の授業でしたが、それにふさわしい内容と盛り上がりとだったと思います。
今後も当校では、このような「外とつながる活動」を積極的にやっていく予定です。
最後になりますが、写真撮影や突然の質問に快く応じてくださった皆様、ありがとうございました。

クイズの答え
Q1 伊達正宗
Q2 欅(ケヤキ)
Q3 63円
Q4 ひょうたん揚げ
Q5 仙台四郎
Q6 ピカチュウ、ビクティニ、ツタージャ


iタイム


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
02
3/5(木)

この日は校内日本語弁論大会が行われました。
会場は、いつもの教室ではなく、当校があるビルの3Fの大ホール。
クラス予選を勝ち抜いた精鋭たちのための特別な舞台です。
当日は当校の学生以外にも多くの方が足を運んでくださいました。

2012年度日本語弁論大会

昨年のテーマは「私たちが見た日本」でしたが、今年は「時(とき)」
漢字一字にしたことで解釈の幅が広がり、様々な角度、視点からそれぞれの意見を語ってくれました。
当日発表した10名のスピーチは、下記の弁論タイトルをクリックするとご覧いただけます。

Tゥさん(ベトナム)Aレクサンドラさん(ロシア)

ベトナムのTゥさん「間に合う」、ロシアのAレクサンドラさん「自分自身を変える私

Bッダさん(ネパール)Eベルさん(ホンジュラス)

ネパールのBッダさん「日本で1年」、ホンジュラスのEベルさん「パーティーの時間

Lュウさん(中国)Rブさん(アメリカ)

中国のLュウさん「続ければ成功になる」、アメリカのRブさん「あなたの目的はなんでしょうか?

Cッパソンさん(ラオス)Sニタさん(ネパール)

ラオスのCッパソンさん「逃げないで前に行く事」、ネパールのSニタさん「おもしろいけいけん

Cンシアさん(インドネシア)Iスワルさん(ネパール)

インドネシアのCンシアさん「時、異文化間の差異」、ネパールのIスワルさん「あのころとこのごろ

発表が終わり、審査員が別室で表彰者の選考をしている間、会場は歌やダンスなどの余興で盛り上がりました。
こちらの様子も動画でご覧いただけます。

Sルヴィーさん(フランス)Jョンさん(アメリカ)

フランスのSルヴィーさんのアコーディオン演奏、アメリカのJョンさんのギター弾き語りアンコール

T田先生ち愉快な仲間たちS田先生

T田先生と愉快な仲間達のフラメンコ、S田先生のサックス演奏

賞品

そして、受賞者の発表。
最優秀賞…アメリカのRブさん
優秀賞…ロシアのAレクサンドラさん、インドネシアのCンシアさん、ベトナムのTゥさん
奨励賞…ホンジュラスのEベルさん、ネパールのBッダさん
校長賞…ネパールのSニタさん
おめでとうございます。
お米や商品券、賞状などを贈りました。

あいちゃんグッズ

惜しくも各賞受賞を逃した学生には、当校のキャラクターあいちゃんのオリジナルグッズをプレゼントしました。
案外こちらの賞品をもらった学生のほうが喜んでいたような気もします。

弁論でも余興でも、学生たちの普段は見えない才能や気持ちや個性が見られ、素晴らしい大会となりました。
ご来場くださった皆様、またご支援くださった皆様、ありがとうございました。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
2013.04
01
本日(4/1)より文化庁の日本語教育コンテンツ共有システム「NEWS」の運用が開始されました。
これは日本語教育に関する情報検索サイトで、教材や資料、論文などを検索したり、ダウンロードしたりできます。

このシステムから、当校の東日本大震災の記録集『ワタシタチの3・11 - 留学生40名の作文集 - 』がダウンロードできるようになりました。

ワタシタチの3・11

PDFファイルで、全文掲載されています。
また、日本語が分からない方にも読んでもらえるように一部ですが英訳した作文も最後に加えてあります。

この文集の後書きには、こんなことが書かれています。
「忘れないこと。これが、ずっと私たちにできること」
これが私たちの使命なのだと、震災から2年が過ぎた今、改めて思うのです。

ダウンロードはこちらからどうぞ。


(E)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ