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仙台国際日記

仙台国際日本語学校の日々をお伝えします。

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2016.06
25
前回の投稿に続き、今回も6月15日の山形への校外研修についてお伝えします。
内容のみならず、学生の作文であることも前と同じなのですが少し視点が違います。
と言うのも、ラマダン(イスラム教の断食月)真っ最中のムスリム(イスラム教徒)の学生が書いたものだからです。
彼らにとって重要なこの時期に山登りやさくらんぼ食べ放題等の行程を設定せざるを得なかったことを忘れないため、
またそれ以上に当校の学生たちの多様性を知っていただくために掲載しましたので、ぜひご一読ください。


ラマダンの旅

IMG_7212.jpg
<他の学生のさくらんぼ狩りを見つめるラマダン中の学生>

6月の15日に山形県へバスで行った。
今回は二回目山形へ旅行に行ってきた。
行く場所は前と違うのでよかった。
今回は山寺へ行ったり、ラスクの工場へ行ったり、さくらんぼも行ったりした。

まずは山寺に行った。
山寺はあるお寺が山にある。
自分の国ではお寺があまりないので、初めてお寺を見たとき、すごくきれいだと思った。
また、このお寺は山の頂上にあるので、どうやって建てるのか不思議に思った。
そこで、階段で登って、途中で石の上にお金を置いてある。
そのお金は神様にあげるということだ。
頂上に着いたらさわやかな風がふいてくる。
それからまわりのけしきがここから見ることができる。

次はラスクの工場に行った。
そこで、ラスクを作っている人を見た。
工場のとなりは店があって、そこで私達はいろいろなおいしいパンやケーキを買うことができる。
旅行の前は先生が工場を見学するときにただでパンやケーキをもらえるようだ。
でも、もらえなかった、残念だ。

最後に、さくらんぼがりに行った。
そこでは、皆自由にさくらんぼを食べられて、楽しそうだった。
でも私は断食中なので昼ごはんとさくらんぼを食べなかった。
しかし、あるやさしいおばあちゃんにさくらんぼを用意していただいた。

最初は断食で行きたくなかったが、行ってみたら、お弁当とさくらんぼを頂いた。
だから今回の旅はついていた旅行だった。
(1クラス、Aズキーさんの作文)


ラマダンの時期は毎年異なるそうで、今年は6月6日からの約1か月間。
その目的は飲食の歓びと食べ物への感謝の念を確認することにあるんだとか。
当校にはムスリムの学生が数名在籍していますが、上の写真の二人以外は今回の研修を特例とし、
断食を免除あるいは延期して、この日は太陽が出ている時間にも飲んだり食べたりしていました。
イスラム教徒やムスリムと一口に言っても、信仰の度合いや考え方は様々なのだと今回改めて感じました。
最後に二人に一言。
本当にごめんね。


(セ)


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2016.06
24
6月15日(水)校外研修で山形県へ行って来ました。
学生の感想文に当日の写真を挿み、楽しかった思い出を振り返ってみようと思います。
誤字脱字が少しありますが、内容の理解に差し支えはないと思いますので、原文のまま掲載します。


6月15日のバス旅行

FotorCreated_2016062410531261d.jpg

昨日学校のみなさんと山形県へバス旅行をしました。
宮城県は雨でしたが、山形県は天気がよくて、びっくりしました!


FotorCreated2_20160624105313c14.jpg

さいしょ行ったところは山寺でした。
とても長いかいだんがあっても、のぼるのはそんなにたいへんではありませんでした。


FotorCreated3_20160624145212838.jpg

自然はすごくきれいで、気持ちがよかったです。
立石寺からきれいなけしきがよく見えました。
写真をたくさんとりました。


FotorCreated4_2016062414521412a.jpg

そのあとで、昼ごはんを食べに行きました。
もちるん、日本りょうりでした。
特にスープがおいしいかったと思います。


FotorCreated5_20160624150031f67.jpg

昼ごはんが終わって、お菓子のこうじょうへ見学に行きました。
それはすぐ終わったので、ちょっとつまらなかったです。


FotorCreated6_20160624150645806.jpg

さいごに行ったところはさくらんぼ苑でした。
さくらんぼ苑で、30分のさくらんぼの食べほうだいでした。うれしかったです!
こどものときの夏休みをおもい出しました。
さくらんぼを取って食べて、少しなつかしかったです。

FotorCreated8.jpg

めっちゃおいしかったです。食べすぎました。
さくらんぼの食べほうだいのあとで、さくらんぼ苑の社長がこんやくをくださいました。
今度の旅行はとても楽しかったです。

(3クラス Lナさんの作文)


東北地方南部は6月13日に梅雨入りしたため、私たちも今回の研修日の天候をずっと気にかけていました。
当日朝の仙台は小雨で、どうなることかと心配でしたが、笹谷トンネルを抜けると晴天。
さくらんぼも、園の方が「最高の時期」と仰っており、色々なものに恵まれた一日でした。


(セ)


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2016.05
17
初級クラスの学生たちが授業で書いた「わたしの国・町」についての日本語作文。
これまでスウェーデンのLナさんバングラデシュのKニカさん中国のLイナさんの作文をご紹介してきました。
大変ご好評をいただいた(?)ようですが、残念ながら今回がひとまずの最終回。
トリを飾るのはネパールのCュラマニさんです、どうぞ。


20160518135837685_0001.jpg

私の町はグルミです。
グルミはネパールのにしにあります。
ネパールの首都カトマンズまで360Kmとおいです。
バスでだいたい9時間ぐらいかかります。

グルミの人口は27万人ぐらいです。
1ねんで8がつがいちばんあついです。
いちばんあついときだいたい30どになります。
でも12月はいちばんさむいです。
そのとき10どぐらいになります。
6月から8月まであめがおおいです。

私の町のゆうめいなものはコーヒーです。
町でつくったコーヒーは日本やかんこくやヨーロッパへゆしゅつします。
レスンガ山は町のいちばんゆうめいなところです。
レスンガ山はたかくてむかしのおてらとあたらしいおてらもたくさんあります。
いちねんで8月と10月に、だいたい60日ぐらいおおきいおまつりをしています。

私の町は小さくて人もすくないですが、とてもきれいです。
もしあなたがくれば私のこころはうれしくなります。
ですからぜひあそびにきてください。



恥ずかしい話ですが、この作文を読むまでネパールでコーヒーを栽培していることを知りませんでした。
当校にはネパール人の学生が多くおり、私個人は毎日のようにコーヒーを飲んでいるのに、です。
今手元にあるドリップコーヒーのパックの裏を見ると、生豆生産国名に「タンザニア、コロンビア他」とあります。
常々この「他」の部分が気になっていたのですが、もしかしたらグルミの豆が含まれているのかもしれません。
実際のところどうかということは別にして、そう考えると、今までの心の中のもやがロマンに変わるような気がします。

学生に作文を書かせることの意味は、単に日本語の学習だけにあるのではないのだと今回改めて感じました。


(セ)


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2016.05
16
初級クラスの学生たちが、授業で「わたしの国・町」について日本語で作文を書きました。
出来がいいものもあり、添削して返却するだけでは惜しいので、そのうちのいくつかをこのブログでご紹介します。
作文と一緒に書いてもらったイラストも(絵としての上手下手はさておき)、内容が理解しやすくなると思い、添えました。
スウェーデンのLナさんバングラデシュのKニカさんに続き、今回は中国のLイナさんの作文です。


20160516110214409_0001.jpg

ハルピンの人口は1066.5万人ぐらいです。
北京より少ないです。
でもハルピン人はとても親切です。

1年で1月が1番寒いです。
だいたい毎日-38℃ぐらい。
雪もたくさんふります。とても寒い。
でも寒い時アイスクリームを食べたら、気持ちがよくなります。
私もやったことがあります。最高です。

ハルピンのみちはとてもにぎやかです。
みちの中にいろいろ有名な食べ物がうっています。
毎日込んでいます。
特にハルピンの有名なバーベキューと生ビールはすごくあうので、
毎晩ハルピン人は食べにいきます。

ハルピンは食べ物もおいしいし、ハルピンのこおりまつりもきれいですよ。
いろいろこおりのデザインもちがいます。
魚のかたち、竜のかたち、お城のかたちなどいろいろあります。
よるはこおりが明るくなります。とてもきれいです。

わたしの町はにぎやかで、きれいです。
ぜひ遊びに来てください。


私も一度出張で哈爾浜へ行ったことがあるのですが、Lイナさんの作文にもあるように強烈な寒さが印象に残っています。
3月だったのですが氷点下20℃を下回る日があり、骨まで凍ってしまうのではないかと本気で思ったほどです。
そんな中でもアイスクリームをおいしく食べられるなんて…。地元の人は逞しい。
また寒さととも、様々な色にライトアップされた氷の彫刻もよく覚えています。
上のイラストは白黒ですが、その彫刻を描いたものだそうです。
地理的に近いことからか、何となくロシア建築の影響が感じられますよね。
街にもヨーロッパ(特にロシア)の文化が入り込んでいて、興味深く感じた当時のことをこの作文を読んで思い出しました。

次回はネパールの学生の作文をご紹介します。
お楽しみに。


(セ)


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2016.05
13
初級クラスの学生たちが、授業で「わたしの国・町」について日本語で作文を書きました。
出来がいいものもあり、添削して返却するだけでは惜しいので、そのうちのいくつかをこのブログでご紹介します。
作文と一緒に書いてもらったイラストも(絵としての上手下手はさておき)、内容が理解しやすくなると思い、添えました。
スウェーデンのLナさんの作文に続き、バングラデシュのKニカさんの作文をどうぞ。


a_20160513123841a83.jpg

私のくにはバングラデシュです。
バングラデシュのしゅとはダッカです。
ダッカはバングラデシュのまんなかにあります。
ダッカはきれいですがうるさいです。
人がおおいです。
バスとかリキシャがたくさんあります。
ですからとてもにぎやかです。

バングラデシュのじんこうは160,000,000にんぐらいです。
1年で4月がいちばんあついです。
だいたい35~40℃ぐらいです。
6がつから7がつまで雨がおおいです。
10がつからだんだんさむくなります。
バングラデシュにときどきじしんがきます。
バングラデシュはさむくないし、ちょうどいいです。
くにのゆうめいなたべものは、ごはん、さかな、肉です。
とてもおいしいたべものです。
バングラデシュのゆうめいなところはシャッガンブジュマシジタとかラルバグケッラです。
ラルバグケッラはゆうめいな人の家のなまえです。
やすみの日たくさん人がりょこうにきます。
がいこくじんもきます。

私のくにはちいさいですがくにの人はとてもしんせつです。
そしてきもちがいいです。
私のくにはとてもきれいなくにです。
てんきもいいです。
みなさんあそびにきてください。


「人がおおい」「うるさい」「ちいさい」とあることからもわかりますが、バングラデシュは人口密度がかなり高い国なんだそうです。
しかしその一方で絵は何とも牧歌的、きっと騒々しさと長閑さの両面を併せ持っているのでしょう。
「きもちがいいです」は、「心が温かい」とでも読み替えていただければ大分わかりやすくなるのではないでしょうか。
漢字も少なく言葉が足りない部分もありますが、街の熱気や音が感じられるいい文章だと思います。

次回は中国の学生の作文をご紹介します。
お楽しみに。


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2016.05
10
初級クラスの学生たちが、授業で「わたしの国・町」について日本語で作文を書きました。
出来がいいものもあり、添削して返却するだけでは惜しいので、そのうちのいくつかをこのブログでご紹介します。
作文と一緒に書いてもらったイラストも(絵としての上手下手はさておき)、内容が理解しやすくなると思い、添えました。
では、まずはスウェーデンのLナさんの作文からどうぞ。


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私はストックホルムのちかくから来ました。
ストックホルムはスウェーデンのしゅとです。
人口は100万人ぐらいです。

ストックホルムはスウェーデンの東南にあります。
海のちかくにあります。
1年で8月が一番あついです。
冬はかなりさむいです。
とてもさむい日は-20℃以下です。

ゆうめいな食べものは肉だんごやプリンセスケーキシュール・ストレミングなどです。
シュール・ストレミングは魚です。
とてもくさくて、日本のなっとうとすこし同じです。

ストックホルムでは、古いたてものがたくさんあります。
ゆうめいな所の一つは、ストックホルムの市役所です。
デザインがおもしろくて大きいビルです。

私の町はとてもきれいで、にぎやかです。
ぶっかが高すぎますが、いい所だと思います。



作文もイラストも非常に上手ですよね。
シュール・ストレミングについては「日本のなっとうとすこし同じ」という表現で発酵食品であることを表現しています。
語彙の少なさを見事に補っており、日曜日の朝の某番組ではありませんが「あっぱれ!」です。

次回はバングラデシュの学生の作文をご紹介します。
お楽しみに。


(セ)


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2016.04
06
3月29日から3月31日までの3日間、仙台市(近郊)在住の日本語支援を必要とする子どもたちを対象に、
「仙台国際日本語学校 小・中学生のための春休み日本語教室」を開き、学習支援活動を行いました。

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当校では日々、留学生をはじめとする非日本語母語話者の方への日本語教育を行っています。
国籍や性別を問わず、学生の大多数は20代から30代、つまり大人です。
中には10代後半の若い者もいますが、様々な面において、特に学習面では大人と括っていいでしょう。
では、なぜ今回当校が子どもを対象にした日本語教室を開くことにしたのか――

昨年の夏に、日本語を母語としない小中学生のための夏休み教室を見学したことがそのきっかけです。
子どもを対象としていることだけではなく、内容、教材、形態なども当校の日常的な授業とは全く違っていました。
そのような教室を見たのは初めてで、驚くと同時に素晴らしい取り組みだと感銘を受けました。
しかしそれ以上に、「私たちにも彼らのような子どもたちにできることがあるのではないか」と強く感じたのです。
「夏休み教室」を運営されている方々にお話を伺うと、そのような学びの場は仙台市ではまだ少ないとのこと。
一方で文部科学省の調査などにあたると、日本語指導が必要な子どもたちの数は年々増えていることがわかりました。
しかし同調査には、実際に日本語指導を受けている子どもの割合は減少していることも示されていました。
さらに色々調べてみると、かなり課題の多い、しかも緊急性の高い問題であることもわかってきました。
そこで当校の設備、教材、人員をフル活用して、子どもたちの新たな学びの場を作ろうと考えたのです。

通常の学校運営の傍ら様々な下準備をし、正式に実施が決まったのが今年の2月。
1カ月に満たない募集期間、さらに初めての開催でしたが4名から申込みがあり、無事開講の運びとなりました。

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申込書には年齢・性別・母語・来日時期などの簡単なアンケートを付け、事前に保護者の方と連絡をとりましたが、
実際に会ってみなければその子がどんな子なのか、また学校や家庭での学習状況などについて不明な点が多いため、
始めは下の5つの雛型プログラムに沿って準備を進め、それをその子どもに応じて組み合わせるという形をとりました。

 ①漢字(ひらがな・カタカナ)の読み書き指導
 ②ipad・パソコンを使った日本語学習
 ③日本語の本の多読、絵本などの読み聞かせ
 ④宿題・自学支援
 ⑤その他(ゲーム、ことば遊びなど)

他の同様の教室の活動を参考にしましたが、全てにおいて「日本語学校ならでは」という要素を盛り込んだつもりです。

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サポーターは当校の専任教員5人のほか非常勤講師の先生方にも各日お1人ずつ手伝ってもらいました。
初日は卒業生2人にもサポーター兼通訳として場に加わってもらいました。
また募集のチラシ(日・英・中)作成にあたっても卒業生・在校生に力を貸してもらいました。
このような面にも日本語学校が主催することの強みがあるように、今こうして振り返ってみて思います。

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期間中は毎日、終了後にサポーター全員で反省会を行い、その日担当した子の様子などについて情報を共有。
そして、そこで出た内容を踏まえて、翌日の4人の子どもたちそれぞれの時間割と担当者を決めました。
その甲斐あってか、日に日にサポーターとの会話も増え、笑顔も多く見られるようになりました。
初めは緊張していた子どもたちですが徐々に心を開いてくれるようになった証だと思います。
また教材についても、ipadのアプリを増やしたり、その子のレベルに応じたプリントを用意したりと毎日補給・補強をしました。

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最終日の最後の30分は書道を体験してもらいました。
小学校では3年生から習い始めるそうですが、今回の子どもたちのうち経験者は1人。
年齢から言えば3人が3年生以上なのですが、どうも来日時期などとの兼ね合いで機会がなかったようです。
すでにやったことがある子も今回が2回目とあって、みんな恐る恐る、でも嬉しそうに筆を運んでいました。

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上はそれぞれが書き上げた作品を手に、保護者の方も交えての一枚。
「好きな言葉を書いて」と指示をしたのですが、1人は「今の気持ち」として「楽しい」と書いてくれました。
目標として①しっかり勉強できる環境を作ること、②楽しんでもらうことの2つを掲げていたので非常に嬉しかったです。

保護者の方からは学習効果だけでなく、この3日間で毎朝早く起きるようになり(時間は毎日10:00~12:00)、
帰宅後もこちらが渡した宿題をするなど新学期前に生活にリズムが生まれたというお言葉をいただき、
こちらが事前に想定していなかった副次的な効果もあったことがわかりました。

私たちの感想としては、まず「やってよかった」と思いました。
始める前は不安もあったのですが、子どもたちの表情や姿勢を見て、そんな気持ちはすぐに消え去りました。
また、普段やっている大人への日本語教育のノウハウが子どもたちへの学習支援にも役立つことがわかり、
その逆に今回の活動で得たことが日々の授業にもかなりの部分で活かせるのではないかと感じました。
教育に携わる者として、一歩前に進めたような気がしています。

と、ここまで良い点ばかり挙げましたが、今回が初めての開催だったことから反省すべき点や課題もありました。
細々したことはたくさんあるのですが、まとめると下の4つになるかと思います。

 ①春休みは学校の宿題・課題が少なく、「宿題・自学支援」の必要性が低い
 ②初日の29日は市内の多くの小中学校で離任式があり、開始時間に間に合わない子がいた
 ③「動」と「静」、「一対一」と「一対多」など形の変化があまりなく、単調だった
 ④子ども向けの教材・教具がまだまだ足りない

当校としては、微力ながら今後もこのような子どもちへの学習支援活動を継続して行っていくつもりなので、
今回見つかった反省点・課題をできるだけ改善して次回の運営をよりよいものにしていきたいと考えています。

先にも少し触れましたが、日本語支援が必要な子どもたちを取り巻く環境はまだまだ整備されているとは言えません。
現状では①自治体・学校か②地域ボランティア、または③その両方が連携した形での支援がほとんどのようですが、
そこに日本語学校等の日本語教育機関がもっと関わっていくべきなのではと今回の活動を通して考えさせられました。

最後になりますが、公益財団法人仙台観光国際協会の方々、外国人の子ども・サポートの会の方々をはじめ、
当教室の開催及び運営にあたりご助言、お力添えをいただきました多くの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

※写真はこちらから


(セ)


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