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仙台国際日記

仙台国際日本語学校の日々をお伝えします。

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Author:SISJ
仙台国際日本語学校
SENDAI INTERNATIONAL SCHOOL OF JAPANESE

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2018.03
27
3月で卒業する学生への授業が終わり、何だか少し静かになった校内。
私たちとしては、ほっと一息つきたいところですが、そうも言ってはいられません。
来期も勉強を続ける学生たちへの授業が、春休みまでのもう2週間ほど残っているからです。

この時期の午前クラス(中級以降)は、①外部試験や進学等の大きな目標もまだ遠く、
②4月になればクラスが改変されることから、次年度までのつなぎの期間と位置づけ、
通常のカリキュラムからは少し離れたユニークな授業を毎年行っています。
今年も例にもれず、ちょっと面白いことをやってみたのでご紹介します。

その名も「『この学校をもっといい学校にするためのアイディア』を考えよう!」
言わずもがな、その主体は教職員ではなく学生たちです。
どんなアイディアが出てくるか、期待半分不安(というより恐怖?)半分でしたが、やってみました。
(今回の活動はこちらの本の内容を参考にしています)

まずは一人一人に付箋の束を配布し、一枚に一つ「アイディア」を自由に書いてもらいました。
「お金の話はだめ!」とか「〇〇先生については書かないで!」等の制限を設けないことが大切。
むしろ突飛な例(とても書けませんが)を出して、学生たちの思考の枠組みを拡げてあげるようにしました。
また、「ほかの先生たちにも必ず見せます!」と私が宣言したことで、俄然やる気が沸いたようです。
10分ほどでしたが、30個近いアイディアを書き込めた人もいました。

1

次に、それぞれが自分の付箋を持ち寄って小グループ(3~4人)を作るように指示。
今回はグループ作りも学生たちに任せましたが、教師が決めてしまってもいいでしょう。

そしてグループ内でアイディアを共有させ、「授業」「イベント」といった具合に分類させます。
この分類項目も、こちらから指定はせず、学生たちに考えさせました。
うまく分類できないものも「他に」としてまとめているグループもあり、感心しました。

2

まとめ終わったら、今度はこれを発表する準備です。
付箋のままでは見えないので、ホワイトボードにマーカーでまとめ直してもらいました。
ちなみに、ここまでの一連の流れは「KJ法」と呼ばれるものだそうです。

3

そして、グループごとにクラス全体に向けて発表、その後質疑応答の時間をとりました。
いい写真がなかったので伝わらないかもしれませんが、かなり盛り上がりました。
きっと普段言いたくても言えないことが、色々とあるのでしょう。少し反省。

タイトルなしのコラージュ

そんなこんなで、全4グループから出てきた「アイディア」は上の写真の通り。
玉石混交、いや石にも満たないものもありますが、包み隠さずお見せしますね。
(クリック/タップすれば拡大されると思います)

こうしてまとめてみると、これで一つの活動として完結してもいいように思えてきます。
でも実は、これは同テーマの作文を書いてもらうための準備として行った活動だったんです。
この2日後に作文を書いてもらったのですが、いつも以上によく書けていました。本当に。
作文(と上のホワイトボードの写真)は約束通り、他の先生方にもちゃんと見てもらいました。
そして今回の活動が、実際に次年度の授業内容の見直しや、新しいイベントの企画につながりもしました。
また、「学生たちが知らないだけで実際はすでに実施・改善されていること」を説明する機会にもなりました。
(上の例としては「方言の授業」や「日本人の学生との交流」、「電灯のLED化」などがあたります)

学生の声がヒントとなって、本当に「もっといい学校」になっていきそうな予感がしています。
これからも、一年に一回ぐらいは学校運営の「定期点検」としてやっていきたいなと思いました。


(セ)


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2018.03
09
3月26日(月)~28日(水)の3日間、「小・中学生のための春休み日本語教室」を開きます。
当校の現役の日本語教師が、子どもたちの日本語学習や学校の宿題などのサポートをする教室です。
一昨年の3月からこのような活動を開始し、今回が7回目の開催となります。
これまでの活動については下のリンクからご覧いただけます。

  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2016.3)
  ・小・中学生のための秋の夕方日本語教室(2016.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2016.12)
  ・小・中学生のための春休み日本語教室(2017.3)
  ・小・中学生のための秋休み日本語教室(2017.10)
  ・小・中学生のための冬休み日本語教室(2017.12)

A

〈前回の「冬休み教室」の写真〉

今回の「春休み教室」についての詳細は、下のチラシ(拡大できます)をご覧ください。

無題
〈チラシ表〉

無題2
〈チラシ裏〉

ご興味のある方、またご質問等も下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

TEL:(022)224-6509 
FAX:(022)224-6517 
Email:t.seto@sjls.jp
担当:瀬戸(せと)


(セ)


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2018.03
07
今年度の日本語弁論大会が、いよいよ今週の金曜日(9日)に開催されます。
当校の弁論大会では毎年漢字一字をそのテーマにしているのですが、今年は「大」です。
「大切」、「大変」、「大丈夫」、「大人」などをキーワードにして、経験や想いを熱く語ります。
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(※上の写真は昨年度のものです)

先日各クラスで予選を行い、それを勝ち抜いた以下の8名が当日の弁士に決まりました。

 ・ISLAM ARIFUL(イスラム・アリフル) 男 バングラデシュ 1クラス
 ・TRAN NGOC THU HIEN (チャン・ゴック・トゥ・ヒエン) 女 ベトナム 1クラス
 ・TRAN THI LAN(チャン・ティ・ラン) 女 ベトナム 1クラス
 ・MAHARJAN PRAJAN(マハラジャン・プラジャン) 男 ネパール 2クラス 
 ・BADAL SANTOSH(バダル・サントス) 男 ネパール 3クラス
 ・KAEWJING JIDAPA(ケーオジン・ジダパー) 女 タイ 3クラス
 ・REGMI BIMAL(レグミ・ビマル) 男 ネパール 4クラス
 ・THAPA BIMALA(ターパ・ビマラ) 女 ネパール 5クラス
 (※発表順ではありません)

時間は10:00~12:30(予定)、もちろん入場無料です。
スピーチの他、途中、各国の歌やダンスなどの余興もあります。
学生のご家族、ご友人、お知り合いはもちろん、一般の方のご来場も大歓迎です。
学生たちの日本語学習の総まとめ、また多様な価値観に触れる機会にもなるかと思います。
ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと、学校関係者一同考えております。

会場へのアクセスは↓から
http://www.sjls.ac.jp/jpn/access/access.html
(※お車でのご来場はご遠慮ください)


(セ)


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2018.01
23
当校ではここ数年、日本語教育の一環として「演劇」「ドラマ作り」を行っています。
様々なねらいがあってのことですが、具体的なことは専門書や論文に任せることとして、
今回は過去の作品をご紹介していきますので、その効果を皆様も推し量りながらご覧ください。



まずこちらは、今から3年前の学生が約2時間という短時間で作った「同窓会」のドラマです。
卒業後はバラバラの道に進み、交流はSNSだけになってしまうことが多い日本語学校の同級生。
いつか本当にこのクラスの学生たちが同窓会を開いたらいいなぁという願望も込め、このテーマにしました。
設定(動画を再生すると表示されます)と最初の台詞だけを与え、その後の展開は学生たちが考えました。



こちらも上と同じクラスの学生たちが同じ設定で作ったものですが、別グループによるもの。
ドラマ作りを始めて間もない頃の作品のため、今思えば未熟な点が多々見受けられますが、
即興にしてはなかなかの出来だと思っています。ぜひ一度ご覧になってみてください。



サムネイルにインパクトがあるこちらの動画のタイトルは「日本語ペラペラ」
E藤先生が2年前の学生たちに合わせて配役、脚本を書いたドラマです。
撮影にも時間をかけ、衣装や小道具にもこだわって作り上げました。
動画にもルビを付けてあるので、上の動画よりは各段にわかりやすくなっているはず。
面白いのはもちろんのこと、結構深いストーリー。
一見の価値ありです。

ここからは昨年度の作品を。
何と昨年度は年度末に「ドラマクラス」を立ち上げ、その中で3つの作品を制作しました。
脚本はいずれもE藤先生によるものですが、学生たちに撮影・編集等で力を借りました。



まずこちらの「犯人はだれ?」は、なくなった財布をめぐるミステリー。
鍵を握るのは、ドラマ後半に掃除のおばさん役で登場するあの先生です。
卒業生をはじめ、当校関係者なら思わず噴き出してしまうことでしょう。
飲食しながらの視聴はご注意ください。



次は、アルバイト先の従業員控室が舞台の「残業」
他の2作品とは異なり「場」が変わらないのが特徴的です。
個人的には、この年に制作された3作の中で一番好きな作品かもしれません。
理由は演者一人一人の実際のキャラクターと役柄とが妙にハマっているから、
それに、ちょっとラブストーリーの匂いが漂うからでしょうか。
ちなみに作中の「仙台イノベーション」とは架空の日本語学校の名前です。



最後にご紹介する「面接」は、2018年1月現在、Youtubeでの再生回数が1万7000回超。
これは当校が公開している動画の中では断トツの数値です。
他の作品より完成度が極めて高い、というわけでもないと思うのですが…。
その理由を探るべく、Youtubeでこの動画に向けられたコメントを並べてみましょう。

「面白い(笑)」、「Wkwkwkwkwk」、「うけますw」、「面白かった」、「ごちそうしろ!ww」、
「日本に来た外国人にありがちなミスを取り上げていたり、コメディ要素もあって面白いです」…

どうやら「面白い」というのが最大の理由のようです。
皆様も再生ボタンを押して、このコメントの真偽のほどをご確認ください。

さて、計6作品を紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。
えっ?この何とも言えない空気感にハマりそう?そんな貴方に朗報です!
何と、今年度も1クラスの学生たちとE藤先生が新作を制作中!タイトルは「春が来るまで」
早くお見せしたいのですが、編集作業もあることから、年度内の公開は難しそうです。
その名の通り、「春が来るまで」お待ちください。


(セ)


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