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仙台国際日記

仙台国際日本語学校の日々をお伝えします。

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仙台国際日本語学校
SENDAI INTERNATIONAL SCHOOL OF JAPANESE

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2018.06
28
「この一冊を紐解けば、プロ野球のすべてがわかる。
そんな究極の野球辞典『球辞苑』の編集作業が今、急ピッチで進められている」

とは、NHKのBS1で放送中の「球辞苑」という番組の冒頭の決まり文句。
番組名は『広辞苑』を捩(もじ)ったもので、毎回野球に関するキーワードを一つ取り上げ、
それを多角的に掘り下げ辞典のようにまとめる、野球好きによる野球好きのための番組です。
テーマとなるのはニッチな用語が多く、それ故この番組以外では決して得ることができない
知見に満ちているということで(多分)、現役の選手やコーチなどにもファンが多いのだとか。

元球児の私もこの番組が好きで毎回欠かさず観ているのですが、ある時、閃いたのです!
「この手法は日本語教育(当校の定期勉強会)にも応用できるのではないか!?」

ということで学期の切れ目、教師陣が一堂に会するスタッフ・ミーティング内の勉強会で、
やってみましたその名も、ダダン!「第1回『教辞苑』編集会議」!!拍手!!!

盛大な拍手、ありがとうございました。
さて、『教辞苑』とはいかなるものか。
それは先ほどご紹介した「球辞苑」冒頭の文句を使ってご説明しましょう。
「この1冊を紐解けば、日本語教育のすべてがわかる。そんな究極の教育辞典」
かなり大袈裟ですが、これぐらいの心意気が(個人的には)あるのです。
でも現実的には、「指導書や研究論文やセミナーなんかでも扱われないテーマを毎回取り上げ、
当校の教師陣の経験や工夫や知識を活字にしてまとめ共有しよう」と、このぐらいですかね。

第1回目のテーマとしては、ほぼ独断で「授業開始5分」と「当て方」を選びました。
他の先生方がどうされているのか、これまで話し合ったことがなく気になっていたからです。
上述の「球辞苑」→「教辞苑」の説明の後、「編集会議」に移りました。
流れは、以下の通りです。

IMG_1042.jpg
〈編集会議中〉

 ①全体を小グループに分ける。
 ②グループでテーマ1(この日は「授業開始5分」)について話し合い、まとめる…20分
 ③グループでテーマ2(「当て方」)について話し合い、まとめる…20分
 ④グループの代表者が全体に向けて、成果を発表する…15分(各グループ5分)

IMG_1051.jpg
〈各グループの代表者による発表〉

私は会議にはあまり深入りせず、時間の管理と写真撮影をしながら全体を眺めていたのですが、
さすがは経験豊富な先生方、様々な意見が飛び交い、また、そのまとめ方も見事なものでした。
あくまで推測ですが、この会だけでもそれぞれに多くの学びを得られたのではないかと思います。
ただ、これは鼻から「教辞苑」という辞典を作るということを最終目的にして開催した会議です。

IMG_1054.jpg

ということで、後日、約半日かけて内容をこのように辞典風にまとめ上げ、ファイリングしました。
この当校教師陣の英知の結晶は、現在職員室内の特等席に革の表紙を纏い鎮座しております。
何だかこれだけでつい満足してしまうのですが、制作の最大のねらいは授業に活かす、ということ。
このことを忘れないようにして今後も編集会議を重ね、頁を増やしていきたいと考えています。

あっ、出版関係の方、もしご興味をお持ちいただけましたなら、当校までご連絡ください。
色々と前向きに検討いたしますので(笑)


(セ)


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2018.06
15
来る7月1日(日)、今年1回目の日本語能力試験が行われます。

日本語学習者の日本語能力をはかる試験は多々ありますが、この日本語能力試験が
最も信用性が高いというのか、権威があるというのか、とにかく重要視されている試験です。

当校ではこのブログやFacebookなどでお伝えしている通り、この試験のためだけではなく、
多角的に学生たちの日本語能力向上をはかり、また日本の文化などにも親しんでもらおうと、
授業内外で様々な取り組みを行っていますが、やはり重要であることに変わりはありません。

カリキュラムもこれを1つの軸として構成しており、何より学生がこの試験に合格することを
学習の大きな目標の一つとして掲げており、それゆえ対策授業の実施を希望しています。

とは言え、例年第1回目の試験前のこの時期は、それよりもまず地力を伸ばすことを優先し、
どちらかといえば12月の2回目の試験に、私たち教師も学生も焦点を合わせているのですが、
午前クラス(中級以上)では1回目の試験の受験者も少なくないため、この日模擬試験を行いました。

IMG_0839.jpg
(試験中、後ろからこっそりと)

通常のクラスの枠を取り払い、学生が希望するN1~N3までの3つのレベルに分かれて実施。
終了後はすぐに点数を計算し、翌週学生たちひとりひとりに点数と合否の判定を知らせました。

昨年の7月の本試験ではN2に2人が、N3に11人が合格、今年は果たして!?
(こんな具合に書くと何だか進学予備校みたいで個人的にはいい気がしません…)
とにかく、私たちは一人でも多くの学生が合格することを心から願っています。
受験生!がんばれ!(あ、やっぱり予備校みたいだ!)


(セ)


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