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仙台国際日本語学校の公式ブログです。

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2014.04
30
今週のiタイムは、外国人には先週の地名同様、いや、それ以上に難しいであろう「日本人の名前」についてです。
①「名字(姓)」、②「名前(個人名)」、③「命名」と大きく3つに分けてやってみました。

①名字(姓)
下記のサイトを参考に、PowerPointを使って、総数、ルーツ、ランキング、珍しいものを紹介しました。
どれも反応はよかったのですが、「佐藤」「伊藤」など、「藤」が付く名字が多い理由を説明すると、学生たちは目から鱗が落ちたようでした。
 参考 「日本人の名字」 http://home.r01.itscom.net/morioka/myoji/「名字由来net」 http://myoji-yurai.net/

②名前(個人名)
2013年の人気の名前ランキングと人気の漢字ランキング、さらにキラキラネームを紹介。
中でも今回は、人気の漢字ランキングから、ジェンダーによる名付けの違いを強調しました。
「~子」は女性に多いとか、「~人」は男性的だとかいう感覚は彼らには難しいはずですからね。
キラキラネームの「黄熊(ぷう)」はウケました。
 参考 「名前ランキング」(明治安田生命) http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html

③「命名」
上記①②を踏まえた、言わばこの日のメインの活動です。
もちろん日本語学校で日本語の授業の一環として行うのですから、日本人の名前を考えます。
設定はこんな感じです。

スライド

名前を考える前に、学生一人一人に、くじで日本の名字を割り当てました。
そして、生まれて来る子どもが男の子だった場合と女の子だった場合を考えさせ、由来とともに発表してもらいました。

Eベルさん

「渡辺さん」になったEベルさんは、男の子だったら「慕徳(あまど)」、女の子だったら「安愛(あない)」
どちらも彼の名前の一部、アマドールの漢字の表記、「安慕徳」から考えたそうです。
「安(あん)」と「愛(あい)」を「あない」とするのは、「run away」を「ランナウェイ」とするのと同じ「連声」という方法。
一捻りあるところにセンスの良さを感じます。

Vィオレッタさん

「吉田さん」になったVィオレッタさんが考えたのは、男の子なら「大心(だいしん)」、女の子なら「赤花(ばら)」
大心くんはちょっとホームセンターっぽいですが、男らしい名前です。
赤花ちゃんは、黄熊くんに影響されたのかもしれません。

Fァイズさん

「佐々木さん」(Fァイズさん)は、男の子なら「富強(ふきょう)」、女の子なら「天使子(てんしこ)」と命名。
響きはさておき、どちらも読み間違えないし、意味もわかりやすいですね。

Dイブさん

伊藤さん(Dイブさん)が考えたのは、男の子は「一二(いちに)」、女の子は「酢味真千(すみません)」という名前。
男の子の方は、十二月に生まれることと、敬称のさんを付けると「いちにさん」と呼ばれるからと由来を話していました。
女の子の方は、ただ単にウケをを狙ったのでしょう。

この他、男の子なら「勇気(ゆうき)」「善光(ぜんこう)」「栄光(ぐりえる)」「偉心(まなぶ)」
女の子なら「花味方(あなみか)」「希咲(きさく)」「美心(びしん)」というものなどもありました。

こうしてまとめると、名前は歴史、世相、文化、思想などを考えるのに、なかなかいい題材だったと思います。
また、漢字と関わりが深いことから、特に非漢字圏の学生への漢字教育としても効果があるのではないか、とも感じました。


(セ)


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