RSS
Admin
Archives

仙台国際日記

仙台国際日本語学校の公式ブログです。

プロフィール

SISJ

Author:SISJ
仙台国際日本語学校
SENDAI INTERNATIONAL SCHOOL OF JAPANESE

You Tube
このブログ内の画像
最新記事
カテゴリ
最新コメント
アクセスカウンター
facebook
検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2014.08
25
今週のiタイムでは、写真を使った活動をやってみました。

海

まずは、この写真↑をプロジェクタ―で写し出し、学生たちに写真の中の情報を順番にどんどん言わせました。
「老人が二人」「海」「天気はくもり」「船や島も見える」「いすに座っている」「二人の背中から撮った写真」
「男性は緑のシャツ、女性は青いシャツ」「二人の前にひもが二本ある」「男性はベルトをしている」
「多分夫婦だけど、喧嘩中?」「男性のポケットにボタンがついている」「女性はポカリスエットを飲んでいる」・・・

大量の宿題が功を奏したのか、夏休み明けにも関わらず、言葉がスムーズに口から出てきました。
能の活性化と、本活動の半分「写真を言葉に」の練習がこれで完了。
続いては本活動へと移ります。

1

本活動は「写真を言葉に、言葉を絵に」
手順と注意は以下の通りです。

 〈手順〉
 ①ペアを作り、一人を「伝え手」、もう一人を「描き手」とする(↑では左の学生が「伝え手」、右の学生が「描き手」)。
 ②「伝え手」はipadの画面に表示されている写真について、言葉だけを使って「描き手」に説明する。
 ③「描き手」は、「伝え手」の言葉だけを頼りに、できるだけ写真と同じような絵を描く。
 ④制限時間終了後、各ペアの作品を張り出し品評し、順位付けする。

 〈注意〉
 ※1 「伝え手」は「描き手」に写真を見せたり、手やものを使って形や大きさを伝えたりしてはいけない。
 ※2 「伝え手」は「描き手」が描いている絵を見ながら説明することができる。
 ※3 「描き手」は「伝え手」に質問しながら絵を描くことができる。

5.jpg

手順と注意を徹底させた後、各ペア一斉にスタート。
最初は、この道に寝転んでいる猫の写真です。

ねこ①

制限時間20分の後、完成した作品がこちら。
猫も車も道もビルも描いてありますが、視点がちょっと違うため品評会では2位でした。

ねこ②

猫が猫に見えず、「大きなネズミ!」と馬鹿にされていましたが、こちらが優勝作品。
「これが1位?」と思うかもしれませんが、ポイントは画力ではなく、構図、形、色などを表現できるかどうかなのです。
やらせてみて気付いたのですが、この猫の写真は斜めの線が多く、また奥行きもあって1回目の題材としては今一つでした。

10_20140825144258b52.jpg

その反省をもとに、次の題材としたのがこちらの写真。
カップルらしき男女がベットに腰掛け、マグカップを持ちあげているところです。
制限時間は1回目と同様20分。
2回目ということもあり、各ペアとも先ほどより要領よく描けていました。

カップル3

品評会での優勝作品がこちら。
表情が怖くて、カップの位置も低いのですが、それ以外の必要な要素をしっかり描き表すことができています。

カップル2

こちらはかなり上手に描けていますが、先ほどの猫の写真と同様、視点が違うので惜しくも2位でした。

カップル1

中には、こんな独特なタッチの作品もありました。

2

終了後の学生の感想は、「頭を使った」「楽しかった」というものが大多数。
活動中も笑い声が絶えず聞こえ、予想以上に盛り上がりました。
少し欲を言えば、もっと絵が上手な学生がいるクラスでやりたかったです。

絵を完成させることが最終的な目的ですが、発話量が「伝え手」も「描き手」もかなり多かったです。
今回のように、相手が知らない情報を伝えるという行為は実際のコミュニケーションでもよく使われています。
この活動は、会話の練習としての効果がかなり高いように感じました。
写真を代えれば、何回でもできるし、様々なレベルの学習者相手にできる活動だと思います。
日本人の方も、お子さんの教育に、カップルやご夫婦のマンネリ解消にぜひやってみてください。

※写真は著作権フリーの画像サイト写真素材 足成から使わせていただきました。


(セ)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ

Comment

非公開コメント